特許
J-GLOBAL ID:200903090325502449

用時溶解可能な押圧注入型容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-335602
公開番号(公開出願番号):特開平5-146511
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 輸送及び取扱いにおいて、不時の使用状態への移行、破損又は汚染されにくく、用時に軽い押圧力を加えるだけで汚染、負傷等を伴わずに注射液が調製されて、注射又は注入等に移行し得る注射・注入キットを開発する。【構成】 筒状薬剤容器A、A内部に嵌装された凸型栓1及び連結中筒2、2の上流端に内嵌された溶解液容器B、Bに内嵌された上流側穿刺針51の保持筒5、5の下流面に下流側穿刺針23基底面が密接し、23を支える連結中筒2の重積部21が5の下流側部内壁に係合し、両穿刺針内部の流通路は相互に連通する。上流側穿刺針保持筒5の上流端外壁の突部53は溶解液容器B下流端内縁の斜面B1に当接してB内への進入を抑制されている。薬剤容器Aの底面積を溶解液容器Bの断面積の1.2倍以上とする。【効果】 薬剤容器Aを通常の指の力で押圧するだけで上記の作業が所定の順序と所期のタイミングとで行われて注射液が調製された。
請求項(抜粋):
溶解用薬剤を収容して器内に栓が嵌入された薬剤容器、薬剤容器内の栓の凸部外壁に下流端区域で嵌合する重積部を有する連結中筒であって、その重積部が該筒の下流端で上流側へ折返す形で形成されるに続き再び下流方向へ反転して下流側穿刺針に到る連結中筒、連結中筒の上流端区域内壁に接して下流端区域が嵌装された溶解液容器であって、その上流端区域に設けられた口部には栓が嵌着され、該器内には栓が摺動可能に嵌装され、器内の栓よりも上流側区域に溶解液が収容されると共に、その下流端区域内壁に接して上流側穿刺針保持筒の上流端区域が嵌装され、該上流側穿刺針保持筒の下流端区域内壁には連結中筒の重積部外壁が脱離困難に嵌着されており、上流側穿刺針と下流側穿刺針との内部流通路が相互に連通し、薬剤容器の底面積に対する溶解液容器の断面積の比が前者/後者≧1.2 /1であることを特徴とする用時溶解可能な押圧注入型容器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-077487

前のページに戻る