特許
J-GLOBAL ID:200903090330814572

廃水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243598
公開番号(公開出願番号):特開平10-085752
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 省ペースおよび省エネルギーで廃水中の窒素成分の除去を可能とする廃水処理方法を提供する。【解決手段】 流入水1を生物反応槽11に導入する。生物反応槽11の前段部11aにおける処理により、炭素質の汚濁物質がおおむね除去され、アンモニアの酸化がほとんど起こっていない段階の1次処理水および活性汚泥の混合物の一部を、陽極側流入管路21を経て、電極反応槽12の陽極室19に導入する。一方、生物反応槽11の後段部11bでは、主に微生物によるアンモニア態窒素の酸化が行われる。前段部11aないし後段部11bで処理された2次処理水は、陰極側流入管路22を経て、電極反応槽12の陰極室20に導入する。電極反応槽12では、陽極13および陰極14の間に電源17からそれぞれ配線15、16を介して直流電圧を印加し、1次および2次処理水に電流を流して電気分解を行う。
請求項(抜粋):
廃水を生物反応槽に導入して前記廃水に生物処理を施す工程と、電極反応槽内に陽極としてのアンモニア態窒素を窒素ガスに酸化する能力を有する電極または塩素イオンを塩素ガスに酸化する能力を有する電極と陰極として水を水素ガスに還元する能力を有する電極または硝酸態窒素および/または亜硝酸態窒素を窒素ガスに還元する能力を有する電極をそれぞれ配置し、前記生物反応槽で生物処理を受けた前記廃水を前記電極反応槽に導入し、前記陽極および前記陰極の間に電圧を印加して前記廃水の電気分解を行い、前記陽極において前記廃水中のアンモニア態窒素を窒素ガスに酸化すると共に、前記陰極において前記廃水中の硝酸態窒素および/または亜硝酸態窒素を窒素ガスに還元する工程とを具備することを特徴とする廃水処理方法。
IPC (2件):
C02F 1/461 ,  C02F 3/34 101
FI (2件):
C02F 1/46 101 A ,  C02F 3/34 101 A

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