特許

J-GLOBAL ID：200903090331780728

電磁調理器用容器及びその製造方法

発明者： 岡登 信義 ,  片桐 立夫 ,  長田 邦明 ,  白川 敬司
出願人/特許権者： 日本冶金工業株式会社
代理人 (1件)： 荒船 博司 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-119040
公開番号（公開出願番号）：特開平7-065942
出願日： 1994年05月31日
公開日（公表日）： 1995年03月10日
要約：

【要約】【目的】 繰り返し使用しても変形や異種金属層間の接合面に剥離が生じることなく、電磁誘導による加熱効率及び耐食性に優れ、しかも軽量で扱い易い電磁調理器用容器及びその製造方法を提供する。【構成】 器状をなす容器全体または一部が、単一のチタン合金層よりなる構造、または一種若しくは二種以上のチタン合金をニ層以上積層してなる構造になっており、それらチタン合金の固有抵抗値は何れも80×10-6Ω・cm以上で、且つ200×10-6Ω・cm以下である。また、その容器を形成するにあたり、一枚または重ね合わせてなる二枚以上のチタン合金板を、500°C以上の成形温度で、熱間鍛造法または超塑性成形法により所望の形状に成形する。【効果】 この容器を用いて長時間に及ぶ調理を行っても疲労し難いだけでなく、長年の使用にも十分耐えてその優れた効果が持続されるので、実用上の効果は極めて大である。

請求項（抜粋）：

器状をなす容器全体が、単一のチタン合金層よりなる構造、または一種若しくは二種以上のチタン合金を二層以上積層してなる構造になっており、それらチタン合金の固有抵抗値が何れも80×10-6Ω・cm以上で、且つ200×10-6Ω・cm以下であることを特徴とする電磁調理器用容器。

IPC (2件)：

H05B 6/12 314 ,  A47J 27/00 103