特許
J-GLOBAL ID:200903090334112386

含油軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-372324
公開番号(公開出願番号):特開2003-172357
出願日: 2001年12月06日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で、潤滑油の外部漏れを良好に防止することを可能とする。【解決手段】 含油軸受部材13の軸受孔側から軸受保持部材12の開口部側の外部空間まで延在する空気抜き通路22の一部に、当該空気抜き通路22を閉塞するように形成される潤滑油の油膜を破断可能とする通路幅Aの油膜破裂室21を設け、その油膜破裂室21において上記潤滑油の油膜を破断させることによって当該潤滑油を軸受保持部材12の開口部から外部に流出させないように構成して、潤滑油内の気泡Dを画成している油膜を油膜破裂室21内で破断させるようにしたもの。
請求項(抜粋):
一端側に開口部が設けられているとともに他端側に閉塞部が設けられた有底袋形状の軸受保持部材と、その軸受保持部材の内周壁面に沿って嵌挿された含油軸受部材と、上記含油軸受部材の軸受孔内に潤滑油を介在して相対回転可能に挿通された軸部材と、を備えた含油軸受装置において、上記含油軸受部材の軸受孔に対して前記軸受保持部材の閉塞部側に形成された内部空間を介して前記連通し、その連通部から上記軸受保持部材の開口部側の外部空間まで延在する空気抜き通路が設けられ、上記空気抜き通路の少なくとも一部には、当該空気抜き通路を閉塞するように形成される前記潤滑油の油膜を破断可能とする通路幅Aの油膜破裂室が設けられ、その油膜破裂室において上記潤滑油の油膜を破断させることによって上記潤滑油を前記軸受保持部材の開口部から外部に流出させないように構成されていることを特徴とする含油軸受装置。
IPC (2件):
F16C 33/10 ,  F16C 33/74
FI (3件):
F16C 33/10 A ,  F16C 33/10 Z ,  F16C 33/74 Z
Fターム (8件):
3J011AA04 ,  3J011AA12 ,  3J011BA04 ,  3J011CA01 ,  3J016AA01 ,  3J016AA02 ,  3J016BB22 ,  3J016BB28
引用特許:
審査官引用 (2件)

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