特許
J-GLOBAL ID:200903090340557551

鉄筋コンクリート造チューブ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258048
公開番号(公開出願番号):特開平8-120781
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 梁せいを小さくし階高を押さえ、コア壁を耐震要素として効果的に利用でき、スラブ剪断力をコア壁へスムーズに伝達できる鉄筋コンクリート造チューブ構造の提供。【構成】 建物外周は壁状柱3と連続した偏平梁4との外周チューブ5で、建物中央部はコア壁6とその部分や周辺に配したキャピタルスラブ7とで、建物中間部はスラブ8と略井桁状に配した偏平梁9とで、それぞれ構成する。そして、外周チューブ5の偏平梁4およびコア壁部のキャピタルスラブ7と略井桁状の偏平梁9とを配置したフラットスラブ構造を採用し、梁せいを小さくして階高を押さえる。また、キャピタルスラブ7でスラブ8からの剪断力をコア壁6へスムーズに伝えられるようにする。さらに、略井桁状の偏平梁9で、スラブ厚さを小さくし、かつコア壁6の水平力に対する抵抗を高める境界梁の役目も果たせるようにする。
請求項(抜粋):
高層のRC造建物を鉄骨造に近づけるための構造形式である鉄筋コンクリート造チューブ構造であり、前記建物の外周部には多数の壁状柱と周囲に連続した偏平梁とからなる外周チューブを、また建物の中央部にはコア壁をそれぞれ配置してなると共に、このコア壁に囲まれる部分およびその外周部には、コア壁と外周チューブとの間のスラブ支持用として、スラブの肉厚を大きくして形成したキャピタルスラブを設けてなり、前記コア壁と外周チューブとの間のスラブは、部分的に厚くした偏平梁をスラブ全体として略井桁状に配設すると共に、この略井桁状の偏平梁へ特に集中した状態で、アンボンドPC鋼線を懸垂曲線状に配設してなる、フラットスラブ構造としたことを特徴とする鉄筋コンクリート造チューブ構造。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-103556
  • 特開昭60-115743
  • 特開昭50-091911

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