特許
J-GLOBAL ID:200903090348600545

送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148627
公開番号(公開出願番号):特開平7-336129
出願日: 1994年06月07日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、アンテナの方向調整を迅速に行って最適に保持して適応ダイバーシチ受信し得る送受信装置を提供することを目的とする。【構成】 送受信装置はM個のアダプティブアンテナ1001〜100Mと、M個の適応整合フィルタ1101〜110Mと、単一の合成器111と、単一の判定帰還形等化器112と、送信データを変調してアダプティブアンテナ1001〜100Mにそれぞれ入力する単一の変調器113とより構成されている。この送受信装置は判定帰還形等化器112の出力判定データをフィードバックさせて、アダプティブアンテナ1001〜100M内の分配器107を通して相関器1051〜105Nに供給し、ここで遅延素子1091〜109Nによりそれぞれ時間ηだけ遅延された送受信ユニット1021〜102Nの出力アレイブランチ信号と相関演算を行うことにより、アンテナパターンのビーム制御を行う。
請求項(抜粋):
送受信を行うM個のアダプティブアンテナと、該M個のアダプティブアンテナにより受信されて取り出された信号を、それぞれ時間領域で最大比合成するM個の適応整合フィルタと、該M個の適応整合フィルタの出力信号をそれぞれ合成する第1の合成器と、該第1の合成器の出力信号に対して適応等化を行い、得られた判定データを前記M個の適応整合フィルタと前記M個のアダプティブアンテナにそれぞれ帰還してそれらのタップ係数を相関制御する適応等化器とを有する送受信装置であって、前記M個のアダプティブアンテナのそれぞれはN個のアンテナと、該N個のアンテナにより受信された信号をアンテナ毎に信号処理する受信信号処理手段と、該N個のアンテナへ送信させる信号を供給する送信信号処理手段と、該受信信号処理手段により得られたN個の受信信号をそれぞれ第1の重み係数と別々に乗算するN個の第1の複素乗算器と、前記適応等化器の出力判定データをN分配する第1の分配器と、前記受信信号処理手段よりのN個の受信信号を該第1の分配器の出力判定データとの時間合わせのために遅延する遅延手段と、該遅延手段の出力信号と前記第1の分配器の出力判定データとの相関をそれぞれ別々にとって得た相関結果を前記第1の重み係数として前記N個の第1の複素乗算器へ出力するN個の相関器と、前記N個の第1の複素乗算器の出力乗算結果をそれぞれ合成して前記M個の適応整合フィルタのうち対応する適応整合フィルタへ供給する第2の合成器と、送信する信号をN分配する第2の分配器と、該第2の分配器の出力送信信号と前記N個の相関器の出力相関結果とをそれぞれ別々に乗算して前記送信信号処理手段へ供給するN個の第2の複素乗算器とを具備することを特徴とする送受信装置。
IPC (2件):
H01Q 3/24 ,  H04B 7/02

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