特許
J-GLOBAL ID:200903090351570029

インクジェットヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山中 郁生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326410
公開番号(公開出願番号):特開平9-141896
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 ホットメルトインクがインクタンク内で加熱溶融されて液体状態になった際にその溶融インクへの溶存空気量が増大することを勘案して、インクタンク内のインクに対してインクタンクの下方から上方に向かって温度勾配を形成することにより、インクが空気に接触する部分では空気が溶解し難い状態に保持してインクジェットヘッドの印字動作に支障が発生することを防止することができるインクジェットヘッド装置を提供する。【解決手段】 インクタンク2に設けられたインクヒータ7におけるカバー8の側壁にて発熱抵抗体9をインクタンク2の下方から上方にいくに従って密状態から疎状態となるように設けるとともに、発熱抵抗体9に通電した際にインクタンク2内のインク5には下方から上方に向かって温度勾配を形成し、インク5の温度が、インクタンク2の下方では高く、且つ、上方にいくに従って除々に低くなるようにインクジェットヘッド装置1を構成する。
請求項(抜粋):
常温で固体状態を保持し溶融温度以上で液体状態となるインクを収納すると共に、ヘッド部と連通するインク供給孔を下部に備えたインクタンクと、前記インクタンクに設けられたヒータと、インク吐出孔が形成され、前記インクタンクにてヒータを介して溶融されて供給されたインクをインク吐出孔から吐出して印字を行うインクジェットヘッドとを有するインクジェットヘッド装置において、前記ヒータは、インクタンクを構成する壁面を被覆するカバー体にてインクタンクの下方から上方にいくに従って密状態から疎状態となるように設けられた発熱体から形成され、その発熱体に通電した際にインクタンク内のインクには下方から上方に向かって温度勾配が形成されることを特徴とするインクジェットヘッド装置。
IPC (2件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/015
FI (2件):
B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 103 S

前のページに戻る