特許

J-GLOBAL ID：200903090353913322

副燃焼室を持つガスエンジン

発明者： 河村 英男
出願人/特許権者： 株式会社いすゞセラミックス研究所
代理人 (1件)： 尾仲 一宗
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-332211
公開番号（公開出願番号）：特開平6-159058
出願日： 1992年11月19日
公開日（公表日）： 1994年06月07日
要約：

【要約】【目的】 この副燃焼室を持つガスエンジンは、副燃焼室と主燃焼室とをサブ連絡孔と主連絡孔で連通し、制御弁による二段開放によって副燃焼室からの燃焼噴流を主燃焼室の空気と均一に混合させて燃焼させる。【構成】 このガスエンジンは、ガス燃料を燃料供給弁5の開放で副燃焼室2に供給し、主燃焼室1と副燃焼室2とを主連絡孔20とサブ連絡孔30で連通する。制御弁4は、主連絡孔20を閉鎖する突出部40とサブ連絡孔30を閉鎖するバルブフェース41を有する。制御弁4は、電磁弁駆動装置25によって最初はサブ連絡孔30を開放して燃焼噴流はピストン外周方向に吹き出させ、次いで、主連絡孔20を開放して燃焼噴流はピストン15頂面に衝突して主燃焼室1の周辺方向に向かって流れて空気と均一に混合され、燃焼が促進される。

請求項（抜粋）：

シリンダヘッドに設けた穴部に配置した副燃焼室、該副燃焼室に燃料供給源からのガス燃料を供給するため前記副燃焼室に開口する燃料入口、該燃料入口を開閉するための燃料供給弁、シリンダ側に形成した主燃焼室、該主燃焼室と前記副燃焼室とを連通する主連絡孔と該主連絡孔の周囲の前記副燃焼室側のバルブシートに形成したサブ連絡孔、及び前記主連絡孔を閉鎖する突出部と前記バルブシートに着座して前記サブ連絡孔を閉鎖するバルブフェースを備え且つ前記副燃焼室内を貫通して配置した制御弁、を有する副燃焼室を持つガスエンジン。