特許
J-GLOBAL ID:200903090356802246
軟骨内および骨軟骨の欠損症を修復するための方法および器具
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-517664
公開番号(公開出願番号):特表2001-520911
出願日: 1998年10月07日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】軟骨内または骨軟骨の欠損、特に関節軟骨欠損は、欠損部位に筒状の穴(21)を形成し、一方前面上に生体軟骨層(2’)を有した組織柱(2)を移植することにより修復され、前記組織柱(2)は、たとえば歪みの少ない関節部位から摘出される。この種の修復の成功率は、精度を上げることによって高められる。この目的のため、穴(21)を形成するために、切断または穴あけ器具を正確に案内するための案内器具が用いられる。前記案内器具は、欠損部位内に位置決めし、固定することができる。その結果、穴(21)の平行関係および位置決めに関して高い精度を達成することができる。また、元の軟骨表面を決定し、移植すべき組織柱(2)の軸の長さならびに軟骨表面と柱軸との間の角度を元の表面に適合させることにより、元の軟骨表面を非常に正確に再構成することができる。移植された組織柱(2)間の隙間、ならびに再構成された軟骨表面内の欠損の縁部上の隙間は、インビトロで培養した軟骨層(50)から得た別の移植片を用いて充填することができる。
請求項(抜粋):
一方端面に生体軟骨層(2’)を担持する移植柱(2)を移植することによって、軟骨内および骨軟骨の欠損(20)の修復を行うための器具セットであって、前記器具セットは、欠損(20)の部位に組織柱(2)を移植するための限定された筒状の開口部(21)を形成するための器具と、組織柱(2)を生体組織から切除するための、あるいはインビトロで培養された軟骨層から組織柱(2)を形成するための器具と、形成された筒状開口部(21)内に組織柱(2)を移植するための器具とを有する器具セットにおいて、 前記器具セットは、実質的に、筒状開口部(21)の平行関係および位置決めに関する精度を高めるための器具、欠損部位における元の軟骨表面(22)を決定するための器具、形成された筒状開口部(21)の底面と元の軟骨表面(22)との間の距離を決定するための器具、軟骨表面と柱軸との間に所定角度(α)を成して組織柱を切除するための器具、および組織柱(2)によって修復された軟骨表面内の隙間を充填するために、インビトロで培養された軟骨層(50)から移植片を形成するための器具から成る器具群からの少なくとも1つの器具をさらに有することを特徴とする器具セット。
IPC (5件):
A61F 2/46
, A61B 17/22
, A61B 17/32
, A61B 17/56
, A61F 2/28
FI (5件):
A61F 2/46
, A61B 17/22
, A61B 17/32
, A61B 17/56
, A61F 2/28
Fターム (13件):
4C060EE21
, 4C060FF17
, 4C060FF25
, 4C060LL08
, 4C060LL13
, 4C060MM22
, 4C097AA01
, 4C097AA30
, 4C097BB01
, 4C097BB04
, 4C097CC05
, 4C097DD15
, 4C097MM09
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