特許
J-GLOBAL ID:200903090357020128

有機性汚水の処理装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鴨田 朝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-115403
公開番号(公開出願番号):特開2002-307092
出願日: 2001年04月13日
公開日(公表日): 2002年10月22日
要約:
【要約】【課題】 汚泥によるブリッジ形成により、処理効率が低下しない有機性汚水の処理装置を提供する。【解決手段】 処理水を下部に導入し上部から排出する構造の2つの嫌気性消化槽A、Cが直列に構成される。該嫌気性消化槽A、Cは、接触ろ材からなる嫌気性ろ床7、6と、該嫌気性ろ床7、6の下方で、分離、沈殿した汚泥を貯留可能な汚泥室10と、該汚泥室10の下端の汚泥排出手段8とを備える。最初の第1嫌気性消化槽Aと、第1嫌気性消化槽Aから処理水が導入される第2嫌気性消化槽Cの下側とには、接触ろ材同士が接触せず、接触ろ材に跨って汚泥がブリッジ形成せず、かつ、汚泥の沈殿および浮上の動きが妨げられないように、接触ろ材を多段に構成する嫌気性ろ床7を設ける。第2嫌気性消化槽Cの上側の嫌気性ろ床6は、比表面積の大きい接触ろ材からなる。
請求項(抜粋):
有機性汚水からなる処理水を下部に導入し上部から排出する構造の少なくとも2つの嫌気性消化槽が直列に構成され、該嫌気性消化槽は、接触ろ材からなる嫌気性ろ床と、該嫌気性ろ床の下方で、分離、沈殿した汚泥を貯留可能な汚泥室と、該汚泥室の下端の汚泥排出手段とを備え、最初の第1嫌気性消化槽の嫌気性ろ床と、第1嫌気性消化槽から処理水が導入される第2嫌気性消化槽の下側の嫌気性ろ床とには、接触ろ材同士が接触せず、接触ろ材に跨って汚泥がブリッジ形成せず、かつ、汚泥の沈殿および浮上の動きが妨げられないように、接触ろ材を多段に構成し、第2嫌気性消化槽の上側の嫌気性ろ床は、比表面積の大きい接触ろ材からなることを特徴とする有機性汚水の処理装置。
IPC (2件):
C02F 3/28 ZAB ,  C02F 3/28
FI (2件):
C02F 3/28 ZAB B ,  C02F 3/28 A
Fターム (3件):
4D040AA04 ,  4D040AA27 ,  4D040AA34
引用特許:
審査官引用 (1件)

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