特許
J-GLOBAL ID:200903090371527383

熱アシスト磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 隆彌
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003712
公開番号(公開出願番号):特開2000-207723
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 熱アシスト磁気記録方式では、記録再生時には、記録再生領域をレーザ光を照射することにより加熱する必要がある。そのため、熱アシスト磁気記録媒体は、レーザ光を効率的に吸収できる特性と、高温下でも酸化しない特性が必要となる。しかし、保護膜にDLC膜を使用した従来の媒体では、光の吸収率が小さく、また、高温状態に放置すると、保護膜を通しての酸化が進行し、磁性膜が劣化するという問題があった。【解決手段】 熱アシスト磁気記録媒体の保護膜において、窒素含有量が0〜33原子%の窒化炭素膜を用いる。それにより、熱源であるレーザ光の効率的な吸収を行うことができる。また、窒化炭素膜の持つ酸化防止効果を利用し、磁性膜の酸化による劣化を防ぐことができる。さらに保護膜を、光の吸収率の大きい層と、酸化防止効果の大きい層を組み合わせた多層構造とすることで、高光吸収率、耐酸化性の両方の特性を持つ磁気記録媒体を作製することができる。
請求項(抜粋):
光を熱源として記録媒体の記録領域を局所的に加熱して磁気的に情報を記録又は再生を行う熱アシスト磁気記録再生方式において、上記記録媒体の光入射側に窒化炭素膜を配置すること特徴とする熱アシスト磁気記録媒体。
IPC (2件):
G11B 5/66 ,  G11B 5/72
FI (2件):
G11B 5/66 ,  G11B 5/72
Fターム (10件):
5D006AA02 ,  5D006AA05 ,  5D006AA06 ,  5D006BB01 ,  5D006CA01 ,  5D006CA05 ,  5D006CA06 ,  5D006DA00 ,  5D006DA03 ,  5D006FA01
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特表平6-500194
  • 光記録装置および光記録媒体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-102906   出願人:東レ株式会社
  • 特開平4-176034
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