特許
J-GLOBAL ID:200903090371686597

腐食防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-020319
公開番号(公開出願番号):特開2001-213649
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート構造体内部の鉄筋等の金属材料の腐食を、簡便に安定して防止できる腐食防止方法を提供する。【解決手段】 セメント混合材料中に、複数の窒素原子と炭素原子を環構成元素とし、該炭素原子の1個以上が窒素原子に隣接して共鳴するカルボニル基を形成している5又は6員環を含有する複素環式化合物類の1種以上を混合した後、それらのセメント混合材料を配合混練し、得られた混練物を打設し、形成されるコンクリート、モルタル又はセメントペースト中の金属材料の腐食防止方法である。この方法は、上記複素環式化合物類の1種以上を水又は有機溶媒に溶解させ、これを金属材料を内部に有する既設のコンクリート、モルタル又はセメントペースト構造体表面に、塗布、散布又は該構造体の破損部より注入して内部の金属材料の表面まで浸透させ、金属材料の腐食を防止する。その複素環式化合物にはウラシル、5-アミノウラシル、ウラミル、尿酸等が好ましい。
請求項(抜粋):
少なくとも1種のセメント混合材料中に、複数の窒素原子と炭素原子を環構成元素とし、該炭素原子の1個以上が窒素原子に隣接して共鳴するカルボニル基を形成している5員環または6員環を含有する複素環式化合物またはその誘導体の1種以上を混合した後、それらのセメント混合材料を配合して混練し、得られた混練物を打設することにより、形成されるコンクリート、モルタルまたはセメントペースト中に配置された金属材料の腐食を防止することを特徴とする腐食防止方法。
IPC (9件):
C04B 28/00 ,  C04B 24/12 ,  C04B 41/62 ,  C23F 11/00 ,  E02D 31/06 ,  E04G 23/02 ,  E21D 11/00 ,  C04B103:61 ,  C04B111:26
FI (9件):
C04B 28/00 ,  C04B 24/12 Z ,  C04B 41/62 ,  C23F 11/00 H ,  E02D 31/06 B ,  E04G 23/02 A ,  E21D 11/00 Z ,  C04B103:61 ,  C04B111:26
Fターム (19件):
2D055DB00 ,  2D055KA08 ,  2D055KC00 ,  2D055LA16 ,  2E176AA01 ,  2E176BB01 ,  4G012PA04 ,  4G012PB20 ,  4G012PC13 ,  4G028CA02 ,  4G028CB02 ,  4G028CD03 ,  4K062AA01 ,  4K062AA03 ,  4K062BB06 ,  4K062BB18 ,  4K062DA10 ,  4K062FA08 ,  4K062GA10

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