特許
J-GLOBAL ID:200903090380375049

CO2用圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042386
公開番号(公開出願番号):特開平11-241682
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 CO2 用圧縮機の潤滑油の給油通路が異物によって閉塞されるのを防止して安定な給油を行うと共に、給油通路の製造コストを低減する。【解決手段】 CO2 冷媒を使用する空調装置の冷媒圧縮機においては、吐出圧と吸入圧との差圧が大きくなるため、差圧を利用して潤滑油供給を行う場合に流量を制限する減圧部品としての絞り等が細径となって、異物によって閉塞し易くなる。そこで、減圧部品を使用しないで給油通路に間欠給油機構を形成し、実質的な給油時間を短くして給油量を制御する。スクロール型圧縮機の場合の間欠給油機構は、旋回スクロール9の端板部9dとハウジング7の端面7eに形成された給油通路20の吐出口20aとによって構成することができる。吐出口20aは端板部9dの公転によって開閉されるので、実質的な給油時間が短くなり、給油通路20に絞り等を設ける必要がない。
請求項(抜粋):
CO2 を冷媒とする空調装置に使用されてCO2 ガスを圧縮するCO2 用圧縮機において、予めCO2 冷媒と混合されている潤滑油を分離して一時的に貯溜する潤滑油の貯油室を吐出側に形成しており、前記貯油室に貯溜されている潤滑油を吐出側の圧力によって潤滑が必要な部位へ圧送する際に、給油通路の流路を絞る減圧部品を使用することなく潤滑油の流量を調整して、潤滑が必要な部位へ潤滑油を供給する潤滑油供給装置を備えていることを特徴とするCO2 用圧縮機。
IPC (2件):
F04B 39/02 ,  F04C 29/02 311
FI (2件):
F04B 39/02 E ,  F04C 29/02 311 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平5-035276
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-118209   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特公平5-035276
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-118209   出願人:松下電器産業株式会社

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