特許
J-GLOBAL ID:200903090383007741

精密打抜き性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小倉 亘 ,  岡田 萬里
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-059389
公開番号(公開出願番号):特開2005-220443
出願日: 2005年03月03日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】 軟質化及びオーステナイト安定度を調整することにより、打抜き破面に占める剪断面の割合が高く、金型寿命も長くできるオーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 (C+1/2N):0.060質量%以下,Si:1.0質量%以下,Mn:5質量%以下,S:0.006質量%以下,Cr:15〜20質量%,Ni:5〜12質量%,Cu:5質量%以下,必要に応じてMo:3.0質量%以下,残部:Fe及び不可避的不純物の組成をもち、下式で定義される加工誘起マルテンサイト生成量の指標Md30が-60〜-10となるように成分調整された冷延板を、酸洗焼鈍後、ビッカース硬さの増加率で20%以上に硬質化されるような圧下率で調質圧延する。 Md30=551-462(C+N)-9.2Si-29(Ni+Cu)-8.1Mn-13.7Cr-18.5Mo【選択図】 図3
請求項(抜粋):
(C+1/2N):0.060質量%以下,Si:1.0質量%以下,Mn:5質量%以下,S:0.006質量%以下,Cr:15〜20質量%,Ni:5〜12質量%,Cu:5質量%以下,残部:Fe及び不可避的不純物の組成をもち、式(1)で定義される加工誘起マルテンサイト生成量の指標Md30が-60〜-10となるように成分調整された冷延板を、酸洗焼鈍後、ビッカース硬さの増加率で20%以上に硬質化されるような圧下率で調質圧延することを特徴とする精密打抜き性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法。 Md30=551-462(C+N)-9.2Si-29(Ni+Cu)-8.1Mn-13.7Cr ・・・(1)
IPC (3件):
C21D9/46 ,  C22C38/00 ,  C22C38/58
FI (3件):
C21D9/46 Q ,  C22C38/00 302Z ,  C22C38/58
Fターム (21件):
4K037EA04 ,  4K037EA05 ,  4K037EA12 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA21 ,  4K037EA27 ,  4K037EB02 ,  4K037EB06 ,  4K037EB07 ,  4K037EB09 ,  4K037FA03 ,  4K037FF03 ,  4K037FG03 ,  4K037FJ07 ,  4K037FM02 ,  4K037JA06 ,  4K037JA07

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