特許
J-GLOBAL ID:200903090384114991

ファイルアクセス処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-169810
公開番号(公開出願番号):特開平6-012302
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】本発明は、二次記憶装置上に展開されるファイルへのアクセス処理を実行するファイルアクセス処理方式に関し、異なる種類のファイルに対して同一の方式でもってアクセスできるようにすることを目的とする。【構成】仮想領域のページング機能を用いて、二次記憶装置2上に展開されるファイル20の内容を実メモリ11に読み込むことで、ユーザ空間10がファイルデータを仮想領域でアクセス可能にするとともに、仮想領域のページング機能を用いて、更新した仮想領域の内容であるファイルデータを二次記憶装置2上のファイル20に反映させていくように構成する。
請求項(抜粋):
二次記憶装置上に展開されるファイルへのアクセス処理を実行するファイルアクセス処理方式において、ユーザ空間がファイル使用開始要求を発行するときに、ユーザ空間の仮想ページを獲得するとともに、該仮想ページとファイルの展開先ブロック番号との対応関係を管理するアクセステーブル(14)を生成するアクセス環境開設モジュール(16)と、ユーザ空間がファイルをアクセスすべく仮想ページをアクセスするときにあって、ページフォルトが発生する場合には、上記アクセステーブル(14)の管理データに従って該仮想ページに対応付けられるブロック番号を特定して、該ブロック番号の指す二次記憶装置の記憶領域からファイルデータをページインするページイン処理モジュール(17)と、ユーザ空間がファイル使用終了要求を発行するときに、更新されていて、かつファイルに書き出されていないファイルデータに対応付けられる仮想ページを特定するとともに、上記アクセステーブル(14)の管理データに従って該仮想ページに対応付けられるブロック番号を特定して、該ブロック番号の指す二次記憶装置上の記憶領域に該ファイルデータをページアウトするとともに、上記アクセステーブル(14)を解消するページアウト処理モジュール(18)とを備えることで、ページング制御に従って、ファイルをアクセスしていくよう処理することを、特徴とするファイルアクセス処理方式。

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