特許

J-GLOBAL ID：200903090390801704

リクエスト振り分け方法、リクエスト振り分けシステムおよびリクエスト振り分け処理プログラムを記録した記録媒体

発明者： 矢原 大司
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 山川 政樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-050808
公開番号（公開出願番号）：特開2001-243142
出願日： 2000年02月28日
公開日（公表日）： 2001年09月07日
要約：

【要約】【課題】 クライアントからのファイル送信要求に対して複数のサーバーを用いてリクエスト振り分けを行う場合、適切な振り分けができるようにする。【解決手段】 処理決定部125は、「RT<SB>s1,c</SB>(FS)<RT<SB>s1,c</SB>(MS<SB>r</SB>)+RT<SB>c,s2</SB>(MS<SB>q</SB>)+RT<SB>s2,c</SB>(FS)」により得られる各レスポンスに要する所用時間の比較をする。なお、RT<SB>a,b</SB>(L)は端末aから端末bへサイズLのファイルを送信する場合に要する転送予想時間、FSは転送すべきファイルのサイズ、MS<SB>r</SB>はリダイレクションメッセージのサイズ、MS<SB>q</SB>は、クライアントが他のサーバーに対して再度送信するリクエストのファイルサイズである。

請求項（抜粋）：

通信ネットワークを介したクライアントからのファイル送信要求に応答して所定のファイルを前記クライアントに送信する複数のサーバーを備え、通信ネットワーク上の複数の任意のアドレスと自サーバーとのネットワーク距離に関する情報を備えるネットワーク距離対応表と、全ての他サーバーの前記ネットワーク距離対応表の情報から構成された他サーバー情報とを用意し、前記サーバーが、前記クライアントからのファイル送信要求を受信したら、前記クライアントのアドレスと前記ネットワーク距離対応表とから前記クライアントと自サーバーとのネットワーク距離を求め、前記クライアントのアドレスと前記他サーバー情報とから前記クライアントと前記全ての他サーバーとの各々のネットワーク距離を求め、求めた各々のネットワーク距離と前記クライアントから要求されたファイルの容量とからこのファイルを前記クライアントに転送するために要する各々の予想転送時間を予想して算出し、算出した各々の予想転送時間を比較して自サーバーからの予想転送時間が最も短い場合は、自サーバーから前記要求されたファイルを前記クライアントに転送し、これ以外の場合は、最も予想転送時間が短く算出された他サーバーの前記通信ネットワーク上のアドレス情報を前記クライアントに送信することを特徴とするリクエスト振り分け方法。

IPC (3件)：

G06F 13/00 354 ,  G06F 12/00 546 ,  H04L 12/56

FI (3件)：

G06F 13/00 354 D ,  G06F 12/00 546 A ,  H04L 11/20 102 A

Fターム (25件)：

5B082HA05 ,  5B082HA08 ,  5B089GA11 ,  5B089GB03 ,  5B089HA10 ,  5B089JA21 ,  5B089JB02 ,  5B089KA06 ,  5B089KA07 ,  5B089KC15 ,  5B089KC48 ,  5B089MA03 ,  5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030JT02 ,  5K030KA01 ,  5K030KA05 ,  5K030KA07 ,  5K030LD18 ,  5K030LE01 ,  5K030LE16 ,  5K030LE17 ,  9A001CC07 ,  9A001JJ27 ,  9A001KK56