特許
J-GLOBAL ID:200903090394267621

データ記録再生装置のヘッド位置決め制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-244433
公開番号(公開出願番号):特開平6-096538
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】制御系の特性に応じて位置決め用のフィルタを自動的に切り替え、常に安定した位置決め制御により高精度にヘッドを位置決めする。【構成】ディスク10に予め記録されたサーボデータに基づいて磁気ヘッド11の現在位置と目標位置との位置誤差信号を生成し、その位置誤差信号によって磁気ヘッド11を目標位置に位置決めするヘッド位置決め制御装置において、磁気ヘッド11の現在位置と目標位置との誤差が基準値を越えた場合に、CPU13内にて位置誤差信号を周波数分析し、その分析結果に応じて位置決め用のフィルタを生成し、このフィルタを用いて位置誤差信号の位相を補償するようにしたものである。
請求項(抜粋):
予めサーボデータが記録されている記録媒体と、この記録媒体上にデータの記録/再生を行うヘッドと、このヘッドを目標位置に移動させるヘッド駆動手段と、上記ヘッドによって読出された上記サーボデータに基づいて上記ヘッドの現在位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段によって検出された上記現在位置と上記目標位置との誤差を検出し、その位置誤差信号を出力する位置誤差検出手段と、この位置誤差検出手段によって検出された上記誤差が基準値を越えた場合に、上記位置誤差信号を周波数分析し、その分析結果に応じて位置決め用のフィルタを生成するフィルタ生成手段と、このフィルタ生成手段によって生成された上記フィルタを用いて上記位置誤差信号の位相を補償する位相補償手段と、この位相補償手段によって位相補償された上記位置誤差信号に基づいて上記ヘッド駆動手段を駆動する駆動制御手段とを具備したことを特徴とする磁気ディスク装置のヘッド位置決め制御装置。

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