特許
J-GLOBAL ID:200903090400046764

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264453
公開番号(公開出願番号):特開平11-112796
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 原稿から読取られる各画素が属する領域の識別を精度よく行う。【解決手段】 原稿からの画像読取は、プレスキャンおよび本スキャンに分けて行う。プレスキャンの読取結果は、主走査方向毎のライン部分データとして、その特徴量または特徴量に基づいて分類される識別結果が、ページメモリ5aに記憶される。本スキャンでは、注目画素の周囲に設けられる局所ブロックの画素についての画像データをブロックメモリ5bに記憶し、局所特徴量を局所算出手段12によって算出する。領域識別処理手段13は、ページメモリ5aに記憶されている部分特徴量または分類情報の識別結果を参照し、大局的な情報として加味しながら、局所演算手段12からの局所特徴量に基づき、注目画素の属する領域の識別を行う。
請求項(抜粋):
原稿を主走査方向および副走査方向に二次元的に走査して得られる画像信号に対して、各画素が文字領域、写真領域または網点領域のいずれの領域に属しているかを識別して処理を行う画像処理装置において、原稿の走査を、プレスキャンおよび本スキャンに分けて行うように制御する制御手段と、プレスキャン時に、主走査方向のライン画像データを用いて、各ラインの部分領域の特性を表す部分特徴量を求める部分演算手段と、部分演算手段によって求められる部分特徴量から、各ラインの部分領域が属する領域の種類を分類して識別する分類手段と、部分演算手段によって得られる部分特徴量の演算結果、もしくは分類手段によって得られる識別結果を記録する記録手段と、本スキャン時に、画像信号中から1つずつ選択される画素を注目画素として、注目画素とその近傍の複数画素から成る局所ブロックの画像データを格納する格納手段と、格納手段に格納される画像データから、文字領域、写真領域、または網点領域の各領域の特性を表す複数の局所特徴量を求める局所演算手段と、記録手段に記録されている部分特徴量もしくは識別結果と、局所演算手段によって得られる注目画素毎の局所特徴量とを用いて、局所ブロック内の注目画素が属している領域を識別し、識別される領域の種類に応じて予め定められる処理を行う領域識別処理手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
IPC (4件):
H04N 1/40 ,  G06T 5/00 ,  G06T 7/00 ,  H04N 1/04 106
FI (4件):
H04N 1/40 F ,  H04N 1/04 106 Z ,  G06F 15/68 310 J ,  G06F 15/70 330 Q

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