特許
J-GLOBAL ID:200903090407800766

プラスチック製バックルおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-287044
公開番号(公開出願番号):特開平9-187309
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 雌部材の成形用金型の耐久性を高め、操作アーム内側への布片侵入をなくすることのできるプラスチック製バックルおよびその製造方法を提供すること。【解決手段】 一対の差込みアーム15を備えた雄部材10と、側壁26に窓部28を有する筒状部24の一端部から窓部28の外方へ延設された一対の操作アーム35を備えた雌部材20とよりなり、雌部材20が、筒状部24の他端部に設けられた係合部30と、操作アーム35の先端部37に突設された係合突部39とを有するプラスチック製バックルにおいて、係合突部39を係合部30の外方に位置して成形後、操作アーム35を押圧して、係合突部39を係合部30の内方位置へ側に移動させて、係合突部39と係合部30とを弾性的に密接係合してなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
先端部にそれぞれ係合段部を有する一対の差込みアームを備えた雄部材と、前記一対の差込みアームを収容可能な筒状部を有し、その筒状部の相対する側壁に開口する一対の窓部を備えるとともに、前記筒状部の一端部から前記窓部の外方へそれぞれ延設された一対の操作アームを備えた雌部材と、よりなり、前記雌部材が、他端部に設けられた係合部と、前記操作アームの先端部に突設された係合突部とを有するプラスチック製バックルにおいて、前記操作アームの係合突部を前記係合部の外方に位置して成形し、成形後、前記操作アームを押圧して前記係合突部を、前記係合部を越えて当該係合部の内方位置へ移動し、その後、前記操作アーム自体の弾性により前記係合突部を前記係合部の内側に係合させる、ことを特徴とするプラスチック製バックルの製造方法。

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