特許
J-GLOBAL ID:200903090410242782

内燃機関の蒸発燃料蒸散防止装置の故障診断装置及び蒸発燃料供給系の保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241863
公開番号(公開出願番号):特開平6-235354
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸気系に供給する蒸発燃料供給系のリーク診断を、燃料蒸気圧力に影響されずに精度良く行なう。【構成】蒸発燃料配管2a・2b、キャニスタ3、および燃料タンク1内の空間容積で構成される蒸発燃料供給系の内部空間容積を、機関吸気負圧によって所定負圧に吸引した後パージカットバルブ4を閉じた時に前記負圧が大気圧へ向かって上昇する時の圧力上昇速度を少なくとも2点で検出し、これら圧力上昇速度の変化量を求めることにより、燃料タンク1内の燃料蒸気圧力がリーク診断精度に与える影響を排除できるので、精度良くリーク診断を行なえるようになる。
請求項(抜粋):
燃料タンクの内部に溜まる蒸発燃料を吸着手段により一時的に吸着し、所定の機関運転状態で前記吸着手段を機関の吸気系と連通させ、機関の吸気負圧によって吸着手段から蒸発燃料を離脱吸引して吸気系に導き処理するようにした蒸発燃料蒸散防止装置を備えた内燃機関において、所定の条件で前記燃料タンクから吸着手段を介して吸気系に至る蒸発燃料供給系内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記蒸発燃料供給系を機関の吸気系にのみ連通させたときの前記蒸発燃料供給系内の圧力変化速度、或いは前記吸気系のみに連通することによって所定負圧に達した蒸発燃料供給系を吸気系と遮断したあとの前記蒸発燃料供給系内の圧力変化速度のうち何れか一方の圧力変化速度を少なくとも2点以上検出し、該圧力変化速度の変化量に基づいて前記蒸発燃料供給系のリーク状態を診断する蒸発燃料リーク診断手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料蒸散防止装置の故障診断装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 311 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00

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