特許
J-GLOBAL ID:200903090414691859
線画と絵柄の境界におけるカブセ処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263258
公開番号(公開出願番号):特開平6-086044
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 線画画像と絵柄画像の境界においてカブセ処理を行なう。【構成】 アウターモード、インナーモード、オートモードの3種類のカブセ処理モードから1つのモードを選択する。アウターモードまたはインナーモードでは、線画領域R1と絵柄領域R2の境界BR1から、各モードに応じたカブセ方向の側にカブセ領域R4を形成する。カブセ領域R4においては、カブセ除外色として指定した色版については線画の網点面積率を採用し、カブセ除外色以外の色版については絵柄の網点面積率を採用する。オートモードでは、線画領域R1と絵柄領域R2の境界にカブセ処理となりうるカブセ候補領域を形成し、そのカブセ領域における線画と絵柄の各色版の濃度差に基づいてカブセ処理が実行される。
請求項(抜粋):
カラー線画画像とカラー絵柄画像の境界において相互の画像を互いに重ねつつ、前記カラー線画画像とカラー絵柄画像とを合成した合成画像を作成するカブセ処理方法であって、(a)絵柄画像の複数の色成分を第1の分解能で表わす絵柄画像データを準備する工程と、(b)線画画像の複数の色成分を前記第1の分解能より高い第2の分解能で表わす線画表現データと、前記線画画像の画素ごとに前記絵柄画像と前記線画画像のいずれを優先するかを示す優先データと、を含む線画画像データを準備する工程と、(c)前記線画画像と絵柄画像の境界において、カブセ領域を前記線画画像側に形成するか前記絵柄画像側に形成するかを表わすカブセ方向を指定するとともに、前記カブセ領域において採用すべき線画画像の色成分の種類を指定する工程と、(d)前記線画画像と前記絵柄画像の境界から前記カブセ方向に広がる所定の幅のカブセ領域を前記第2の分解能で形成する工程と、(e)前記カブセ領域の色成分として、前記工程(c)で指定された種類の色成分については前記線画画像を優先するとともに、前記工程(c)で指定された種類以外の色成分については前記絵柄画像を優先することを表わすように前記優先データを更新する工程と、(f)前記更新された優先データを参照しつつ、前記第2の分解能以上の分解能で前記線画表現データと前記絵柄画像データとを合成することによって合成画像を作成する工程と、を備えることを特徴とするカブセ処理方法。
前のページに戻る