特許
J-GLOBAL ID:200903090414783311

構造物用弾性支承体及びストッパの据付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-060213
公開番号(公開出願番号):特開平7-243204
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 作業性及び汎用性に優れ、工期、工費を大幅に短縮することができ、加えて架設時の地震等の不測の振動に対しても上部コンクリート構造物をしっかりと保持し得ることができる構造物用弾性支承体及びストッパの据付方法を提供することにある。【構成】 支持台36に下プレート6を仮固定すると共に、凹所44に配された角柱42の下部43を油圧ジャッキ65、66により支持台36に仮固定して、上プレート5上及び角柱42の上部に上部コンクリート構造物24を構築し、次に油圧ジャッキ65、66による支持台36に対する下部43の仮固定を解除して、上部コンクリート構造物24にプレストレスを導入し、このプレストレスの導入後、再び下部43を支持台36に油圧ジャッキ65、66により仮固定し、その後、支持台36に対する下プレート6及び下部43の仮固定を解除して、下プレート6を所定量だけ移動させ、この移動後下プレート6を支持台36に固定する一方、凹所44に粘性体45を注入する構造物用弾性支承体1及びストッパ41の据付方法。
請求項(抜粋):
ゴム支承体並びにこのゴム支承体の上下面にそれぞれ取り付けられた上及び下プレートを有する構造物用弾性支承体とストッパとを上部コンクリート構造物と支持台との間に据え付ける方法であって、先に構築された支持台に下プレートを仮固定すると共に、支持台の凹所に配されたストッパの下部を油圧ジャッキにより支持台に仮固定して、上プレート上及びストッパの上部に上部コンクリート構造物を構築し、次に油圧ジャッキによる支持台に対するストッパの下部の仮固定を解除して、上部コンクリート構造物に水平方向のプレストレスを導入し、このプレストレスの導入後、再びストッパの下部を支持台に油圧ジャッキにより仮固定して一定期間放置し、その後、支持台に対する下プレートの仮固定及び油圧ジャッキによる支持台に対するストッパの下部の仮固定をそれぞれ解除して、下プレートを水平方向に所定量だけ移動させ、この移動後下プレートを支持台に固定する一方、支持台の凹所に粘性流体を注入してストッパの下方の周りに粘性流体を配する構造物用弾性支承体及びストッパの据付方法。

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