特許
J-GLOBAL ID:200903090416667840

データプロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 玉村 静世
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-112125
公開番号(公開出願番号):特開平11-306044
出願日: 1998年04月22日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 PCトレース用レジスタ手段の数に対してPCトレース可能な範囲を広げる。【解決手段】 データプロセッサは、CPU(2)の命令実行に分岐が発生したとき分岐元及び分岐先を特定する分岐トレースデータを順次格納するトレースデータレジスタ(33a〜33d)と、リピート回数レジスタ(34a〜34d)と、制御手段(30,31,32,30a,30b)とを含む。制御手段は、前回と等しい分岐が生じたとき前回の分岐の分岐トレースデータ対応のリピート回数レジスタで回数データを更新し、前回と異なる分岐が生じたとき別のトレースデータレジスタにトレースデータを取得し且つ対応するリピート回数レジスタを初期化する。リピート命令等により同じ分岐が繰り返される場合にも毎回同じトレースデータが新たなトレースデータレジスタに格納される事態を阻止する。
請求項(抜粋):
CPUと、CPUによる命令実行順序が変化される分岐が発生したとき分岐元及び分岐先の命令アドレスを特定するための分岐トレースデータを順次格納する複数個のトレースデータレジスタと、前記夫々のトレースデータレジスタに設けられたリピート回数レジスタと、前記複数個のトレースデータレジスタに対する分岐トレースデータの格納を制御すると共に、前記リピート回数レジスタに対する回数データの格納を制御する制御手段とを含み、前記制御手段は、分岐の発生を検出したときその分岐が前回の分岐と等しいときは対応する分岐トレースデータを既に有するトレースデータレジスタのリピート回数レジスタ上で回数データを更新し、その分岐が前回の分岐と異なるときは別のトレースデータレジスタに今回の分岐トレースデータを取得すると共に対応するリピート回数レジスタを初期化する、ものであることを特徴とするデータプロセッサ。

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