特許
J-GLOBAL ID:200903090417776073

半導体レーザ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 慎史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-288516
公開番号(公開出願番号):特開2003-101131
出願日: 2001年09月21日
公開日(公表日): 2003年04月04日
要約:
【要約】【課題】 温度検出器などの検出素子を用いることなく、光出力やモニタ電流の温度特性に依らずに安定した光出力が得られる半導体レーザ制御装置を提供する。【解決手段】 半導体レーザLDの発光時の順方向電流を制御する光・電気負帰還ループ2の制御区間において、半導体レーザLDの発光レベルをモニタする発光レベルモニタ信号Vmaを増幅する信号増幅器21の信号増幅率Aを、発光レベル制御信号に対応する基準温度信号VLD0と半導体レーザLDの駆動電流に対応する動作電圧VLDとの値に応じて変更設定することにより、半導体レーザLDの温度特性によるモニタ電流や光出力の変動を低減させることができ、温度検出器などの他の検出器などを用いることなく、電気的な回路構成により温度変化に依らず光出力の安定した制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
半導体レーザの光出力の一部をモニタする受光素子から得られる前記半導体レーザの発光時の光出力に比例した発光レベルモニタ信号と、発光レベル制御信号とが等しくなるように前記半導体レーザの順方向電流を制御する第1の誤差増幅部を含んで構成される第1の光・電気負帰還ループと、コレクタに前記半導体レーザ、ベースに前記半導体レーザの順方向電流信号、エミッタ・接地間に抵抗が接続された駆動トランジスタの前記半導体の消光時のエミッタ電位が、消光レベル制御電圧と等しくなるように前記半導体レーザの順方向電流を制御する第2の誤差増幅部を含んで構成される第2の光・電気負帰還ループと、前記受光素子による発光レベルモニタ信号を増幅する信号増幅器と、変調信号により前記半導体レーザの発光、消光の順方向電流を切換える電流駆動部と、前記変調信号が連続した一定期間同一ステートとなる場合にサンプルホールド制御タイミングとなって自動制御を行うために前記第1、第2の誤差増幅部出力から得られる光出力の発光レベル値、消光レベル値をホールドするピーク、ボトムの2系統のサンプルホールド回路とを備える半導体レーザ制御装置であって、前記信号増幅器は信号増幅率が変更自在であり、基準温度信号VLD0と前記半導体レーザの動作電圧VLDとの値に応じて信号増幅率が設定される半導体レーザ制御装置。
Fターム (4件):
5F073EA15 ,  5F073GA12 ,  5F073GA24 ,  5F073GA38

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