特許
J-GLOBAL ID:200903090419841883

安全弁弁体へのリップ部の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 濱田 俊明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203787
公開番号(公開出願番号):特開平9-032935
出願日: 1995年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 弁体の弁座側に環状のリップ部を接合する方法であって、特定の合金鋼よりなるリップ部をニッケルアモルファス合金を介して耐熱材料製の弁体に載置し、上記リップ部を弁体に対して加圧した状態で真空下において加熱し、次いで冷却した後、焼ならしする。【解決手段】 吹き出し直後の着座時に割れることなく吹き出し直前までシール性を確実に維持できる弁体を、高い歩留まりで安定して製造することができる。変形及び熱ひずみの発生を抑えて形状精度の向上を図れる。真空炉の利用により製品のバラツキを抑制できると共に、作業性及び量産性を向上できる。光輝性を保てる上に変形を少なくできるから、接合後の後加工及び後処理が不要となり、この面からも作業性及び量産性を向上できる。有機質バインダーを使用しないので、ボイド発生を殆どなくすことができた。
請求項(抜粋):
弁体の弁座側に環状のリップ部を接合する方法であって、リップ部を0.08重量%以下の炭素と、0.35重量%以下のマンガンと、0.35重量%以下のシリコンと、0.015重量%以下の燐と、0.015重量%以下の硫黄と、17〜21重量%のクロムと、1重量%以下のコバルトと、2.8〜3.3重量%のモリブデンと、4.75〜5.5重量%のコロンビウムと、0.65〜1.15重量%のチタニウムと、0.2〜0.8重量%のアルミニウムと、0.006重量%以下の硼素と、0.3重量%以下の銅と、50〜55重量%のニッケルと、残余の鉄とからなる合金、又は0.1〜0.2重量%の炭素と、0.2〜0.5重量%のシリコンと、0.45〜0.85重量%のマンガンと、0.03重量%以下の燐と、0.03重量%以下の硫黄と、4.0〜4.8重量%のニッケルと、16.5〜18.0重量%のクロムと、2.5〜3.0重量%のモリブデンと、残余の鉄とからなる合金により形成し、このリップ部を、ニッケルアモルファス合金を介して耐熱材料製の弁体に載置し、上記リップ部を弁体に対して加圧した状態で真空下において加熱し、次いで冷却した後、焼ならしすることを特徴とする安全弁弁体へのリップ部の接合方法。
IPC (4件):
F16K 1/36 ,  B23K 1/00 310 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44
FI (4件):
F16K 1/36 Z ,  B23K 1/00 310 C ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/44

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