特許
J-GLOBAL ID:200903090429050337

海洋生物を含む廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-079845
公開番号(公開出願番号):特開平7-256271
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 海洋生物の生身等の凝集作用を高めることにより、海洋生物を含む廃液の処理効率の向上を図る海洋生物を含む廃液の処理方法を提供すること。【構成】 無機凝集剤混合槽2にて紫貝を含む廃液に無機凝集剤を添加して廃液のpHを6.5以下に調整する。この廃液には負の表面電荷を有すると共に粒子の大きさが広範囲に及ぶタンパク質粒子が含まれており、互いに反発し合って凝集を阻害しているが、ここに無機凝集剤を添加すると、無機凝集剤は廃液中で正電荷を有する金属イオンを生ずるので、これによりタンパク質粒子の表面電荷が中和され、凝集を阻害する力が弱められる。従ってこの後高分子凝集剤混合槽4にて高分子凝集剤を添加して凝集処理を行うと、凝集体が速かに形成され、このため廃液処理を効率よく行うことができる。
請求項(抜粋):
海洋生物を含む廃液に無機凝集剤を添加する工程と、この廃液に高分子凝集剤を添加し、凝集体を形成させる工程と、当該凝集体を前記廃液から分離させる工程と、からなることを特徴とする海洋生物を含む廃液の処理方法。

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