特許
J-GLOBAL ID:200903090435328002

移動物体表示処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-074638
公開番号(公開出願番号):特開平7-281589
出願日: 1994年04月13日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 個別要素法を拡張して個々の変形と衝突を伴う微小粒子の移動現象を表現する。【構成】 対象とする計算領域に粒子を生成して初期位置を定める初期要素配置部11と、粒子間における力学的相互作用表現に必要な剛体的属性から弾性的属性までの情報を与える粒子挙動設定部12と、2つ以上の粒子が接触しているかを判定し、接触している場合に粒子間の作用・反作用の計算をする衝突判定部13と、粒子挙動設定部12に与えられた条件により各粒子の移動量を計算して粒子を移動させ、衝突判定部13の計算した作用・反作用の程度に応じて粒子間の反発もしくは重なり合いによる個々の粒子の移動方向と変形量を算出する要素座標計算部14とを有する。
請求項(抜粋):
力学的な相互作用を受けて変形する複数の粒子状微小物体の移動状態を計算機内部環境において表示する処理方法であって、各微小物体ごとにその個別標識と形状のパラメータを設定するパラメータ付与過程と、各微小物体の挙動属性と運動方程式を設定する挙動属性設定過程と、前記設定された形状のパラメータと挙動属性とにより計算対象とする領域に前記複数の微小物体を配置して表示する初期配置過程と、前記設定された微小物体の挙動属性により次の配置位置と変形量を計算して各微小物体を前記領域で移動する移動変形計算過程と、前記移動後の配置位置により各微小物体間の接触と重なりを判定して衝突の程度を算出する衝突判定過程と、各微小物体相互間および外部からの力学的な相互作用を算出して各微小物体の変形量と移動量を修正する修正計算過程と、前記計算および修正された各微小物体の形状と配置位置の微小物体の像を出力表示する出力表示過程とを有し、前記移動変形計算から出力表示までの過程の処理を定められた終了条件に達するまで繰り返して実施する移動物体表示処理方法。
IPC (2件):
G09B 9/00 ,  G06F 17/10

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