特許
J-GLOBAL ID:200903090438034190

並列計算機のプロセッサ間通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215601
公開番号(公開出願番号):特開平9-062639
出願日: 1995年08月24日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】過去の通信履歴を用いて通信パターンの計算を省略し、高速にプロセッサ間通信を行う。【解決手段】並列計算機において、プロセッサ間の通信パターンを決定する複数のパラメータを抽出するステップ、前記パラメータを保存する作業領域を作成するステップ、前記パラメータを作業領域に格納する実行時コードを生成するステップ、通信パターンの履歴又はプロセッサ間の通信のためのデータの読み書きを行うメモリアクセスパターンの履歴を記憶するために、作業領域に前記パラメータを格納するステップ、及び実行時コードが実行された場合、実行時コードの実行に基づいた前記パラメータを作業領域に記憶された前記パラメータと比較するステップを有し、その比較結果に応じて、通信パターン又はメモリアクセスパターンを再利用して、プロセッサ間の通信を実行する。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサを有するコンピュータにおけるプロセッサ間の通信を実行する方法において、(a) プロセッサ間の通信パターンを決定する複数のパラメータを抽出するステップと、(b) 前記パラメータを保存する作業領域を作成するステップと、(c) 前記パラメータを前記作業領域に格納する実行時コードを生成するステップと、(d) 通信パターンの履歴またはプロセッサ間の通信のためのデータの読み書きを行うメモリアクセスパターンの履歴を記憶するために、前記作業領域に前記パラメータを格納するステップと、(e) 前記実行時コードが実行された場合、前記実行時コードの実行に基づいた前記パラメータを前記作業領域に記憶された前記パラメータと比較するステップと、(f) その比較結果に応じて、前記通信パターン又は前記メモリアクセスパターンを再利用して、プロセッサ間の通信を実行するステップとを有することを特徴とする方法。

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