特許
J-GLOBAL ID:200903090444226379

電動三方弁及びこの電動三方弁を用いた冷暖用 空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-209856
公開番号(公開出願番号):特開平9-026042
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 切換音の発生を防止し、冷媒調整もリニア制御を可能し、しかも省スペース化を図ること。【解決手段】 ガイド部16の上昇により弁体8が上昇し、弁部8aが第1弁座6より離れて第1通路2から第2通路3へと流体が流れる。コイル15に電源を印加してガイド部16を回転させると、ガイド部16は下降し、弁部8aにより第1弁座6を次第に閉塞する。さらにガイド部16を回転させると、弁体8はそのままの状態にあるものの、弁体8に摺動自在に装着している逆止弁9が下方に押動されていくことで、第2弁座7での開度制御が行われる。
請求項(抜粋):
本体ケーシング(1)内に、その軸方向に延びる流路(5)を形成し、流路(5)の一端側を第1通路(2)に、他端側を第3通路(4)に、その中途部を第2通路(3)にそれぞれ接続すると共に、上記流路(5)内においては、上記第1通路(2)と第2通路(3)との間に第1弁座(6)を、上記第2通路(3)と第3通路(4)との間に第2弁座(7)をそれぞれ設け、上記流路(5)内には、その軸方向に沿い、かつ上記第2弁座(7)を貫通して第1弁座(6)側へと延びる弁体(8)を配置し、弁体(8)の先端側には上記第1弁座(6)に近接、離反して開度制御を行うための弁部(8a)を設け、さらに上記弁体(8)には上記第2弁座(7)よりも先端側の位置に逆止弁(9)を摺動自在に嵌挿し、流路(5)内に作用する流体圧力でもって上記逆止弁(9)を押動して上記第2弁座(7)を閉鎖すべく構成し、さらに上記弁体(8)及び逆止弁(9)を駆動するための電気的駆動機構(13)を設け、この電気的駆動機構(13)により、流路(5)内の流体圧力によって逆止弁(9)が第2弁座(7)を閉鎖すると共に、上記弁体(8)の軸方向移動による第1弁座(6)での開度制御を行う第1の状態、上記流路(5)内の流体圧力によって逆止弁(9)が第2弁座(7)を閉鎖すると共に、上記弁体(8)で第1弁座(6)を閉鎖した第2の状態、上記流路(5)内の流体圧力に抗して逆止弁(9)を移動させることにより第2弁座(7)での開度制御を行うと共に、弁体(8)で第1弁座(6)を閉鎖した第3の状態をそれぞれ形成すべく構成していることを特徴とする電動三方弁。
IPC (2件):
F16K 11/10 ,  F25B 29/00 361
FI (2件):
F16K 11/10 Z ,  F25B 29/00 361 B

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