特許
J-GLOBAL ID:200903090451964598

ワイヤ放電加工用電極線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347336
公開番号(公開出願番号):特開平6-190635
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、放電による溶融作用により被加工物を加工するワイヤ放電加工用電極線の製造方法の提供を目的とする。【構成】 本発明は、銅を有する芯線の外周に亜鉛層を被覆し、更に熱処理を施して銅亜鉛合金層を形成するワイヤ放電加工用電極線の製造方法において、前記亜鉛層の外周に外部銅層を被覆して被覆線材を形成した後に、この被覆線材に熱処理を施して亜鉛層中の亜鉛を芯線の銅部分と外部銅層とに拡散させて銅亜鉛合金層を形成するものである。【効果】 本発明によれば、外部銅層が熱処理時において線材最外周からの亜鉛の蒸発を防止する。従って熱処理前に設けた亜鉛層中の亜鉛を所望量確実に拡散させて所望厚さの銅亜鉛合金層を形成することができる。よって線材最外周部分に亜鉛の存在しない部分が生じていない、ワイヤ放電加工用電極線を容易に製造することできる。
請求項(抜粋):
銅を有する芯線の外周に亜鉛層を被覆し、更に熱処理を施して銅亜鉛合金層を形成するワイヤ放電加工用電極線の製造方法において、前記亜鉛層の外周に外部銅層を被覆して被覆線材を形成した後に、この被覆線材に熱処理を施して亜鉛層中の亜鉛を芯線の銅部分と外部銅層とに拡散させて銅亜鉛合金層を形成することを特徴とするワイヤ放電加工用電極線の製造方法。

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