特許
J-GLOBAL ID:200903090459331683

映像信号におけるチャネルエラー隠蔽方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343084
公開番号(公開出願番号):特開平9-219863
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 伝送された映像信号内に含まれるエッジ情報に基づいてチャネルエラーを補正し得る映像信号のエラー隠蔽方法及び装置を提供すること。【解決手段】 本発明は、映像信号の中のデータが欠落した領域(損失領域)をその周囲の領域(基準領域)の画素データから補償する際、損失領域全体を同じ画素値で一様に補償するのではなく、損失領域をその中では比較的画素値が一様であると考えられる幾つかのサブ領域に分割し、サブ領域毎に補償値を決定することを特徴とする。サブ領域とサブ領域の間のラインを主エッジラインと呼ぶが、これは基準領域内の各画素における画素値の勾配の大きさ(勾配値)に基づき決定される。それによって、従来に比べより忠実な損失領域の補償が可能となっている。
請求項(抜粋):
映像信号におけるチャネルエラー隠蔽方法であって、前記映像信号は、M×N画素からなる複数のブロック(M及びNは正の整数)に分けられており、チャネルエラーを有する1または複数の互いに接する損失ブロックを含む、複数の辺を有する多角形状の損失領域を検出する第1過程と、前記損失領域に隣接し前記損失領域を取り囲む複数個の第1画素群及び第1画素群に隣接した対応する個数の第2画素群を含む基準領域を決定する第2過程と、前記基準領域内の画素のうち、隣接する画素との間の差を表す勾配値が0でないものの中からエッジ画素を決定する第3過程と、前記損失領域の各辺に対し、第1及び第2画素群に含まれたエッジ画素の中で最も大きい勾配値を有するエッジ画素であるエッジ点を検出する第4過程と、前記基準領域の画素と前記エッジ点とに基づいて、前記損失領域内の全ての画素を補償することによって、前記損失領域のチャネルエラーを補正する第5過程とを含むことを特徴とする映像信号におけるチャネルエラー隠蔽方法。
IPC (3件):
H04N 7/30 ,  G06T 9/20 ,  H04N 5/94
FI (3件):
H04N 7/133 A ,  H04N 5/94 Z ,  G06F 15/70 335 Z

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