特許
J-GLOBAL ID:200903090459641062

太陽電池を利用した空調給湯システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-024552
公開番号(公開出願番号):特開平6-241685
出願日: 1993年02月12日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 十分に日射量がある時間帯で発生する太陽電池が発生する電力を余剰エネルギーとせずに有効利用し、日々の給湯動作を正常かつ効率的に行うことが可能な太陽電池を利用した空調給湯システムを提供することを目的とする。【構成】 太陽電池ユニットと、空調ユニットと、空調ユニットの高温水側の蓄熱槽から隔日サイクルで熱量を吸収する2槽以上設置された貯湯槽と、制御装置と、太陽電池から得た電力を交流変換するインバーターとを具備したシステムである。そして、制御装置には、予め翌日の空調ユニット作動に必要な電力値と当日に発生する太陽電池ユニットの電力値とを比較し、太陽電池ユニットに余剰分の電力が発生した場合に、インバータを介して電力会社に余剰分の電力を逆潮流させる逆潮流手段が備えられている。
請求項(抜粋):
太陽光の照射により電力が得られる太陽電池ユニットと、太陽電池ユニットからの電力供給により作動するヒートポンプ部と、該ヒートポンプ部の放熱器及び吸熱器を槽内に配設して内部の水を高温水及び冷却水として蓄熱する2槽の蓄熱槽と、前記高温水若しくは冷却水の循環により室内の暖冷房を行う空調機とを有した空調ユニットと、槽内に所定量の供給水が溜められ、空調ユニットの高温水側の蓄熱槽から隔日サイクルで熱量を吸収する2槽以上設置された貯湯槽と、太陽電池ユニットの制御、空調ユニットの制御及び隔日サイクルで複数の貯湯槽のいずれかに熱量供給する制御を関連的に行う制御装置と、太陽電池から得た電力を交流変換するインバーターとを具備してなり、しかも、制御装置に、予め翌日の空調ユニット作動に必要な電力値を予測し、この必要な電力値と当日に発生している太陽電池ユニットの電力値とを比較するとともに、その比較結果に基づいて、太陽電池ユニットが発生する余剰分の電力を前記インバータを介して電力会社に逆潮流させる逆潮流手段を備えたことを特徴とする太陽電池システムを利用した空調給湯システム。
IPC (3件):
F28F 27/00 ,  C09K 5/04 ,  F25B 27/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-039787
  • 特開昭60-039787
  • 特開昭56-134158

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