特許
J-GLOBAL ID:200903090461408200

液圧ブレーキシステムにおけるアンチスキッドブレーキ制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-039401
公開番号(公開出願番号):特開平9-226551
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【目的】各構成部品を大型にすることなく、簡易にアンチスキッドブレーキ制御を行うとともに、ABSを安価に形成する。【構成】前後輪F,Rの少なくとも一つがロック傾向になると、保持弁9を閉じてホイールシリンダ10内のブレーキ液圧をそのときの液圧に保持する。ブレーキ液圧を保持状態にしても、車輪のロック傾向が解消しないと、開閉弁16を連通位置IIに設定して、液圧倍力用ポンプ4の吐出側を直接リザーバ5に連通するとともに、ロック傾向を解消しない車輪に対応する保持弁9を連通位置Iに設定する。これにより、液圧倍力装置3に発生する作動液圧が減圧されて液圧倍力装置3の出力が低下し、マスタシリンダ8のマスタシリンダ液圧が減圧されるので、ホイールシリンダ10のブレーキ液圧が減圧される。
請求項(抜粋):
リザーバに貯えられている作動液を吐出する液圧倍力用ポンプと、ブレーキ操作部材と、制御弁を有するとともに、前記ブレーキ操作部材の操作で前記制御弁が作動されたとき、前記液圧倍力用ポンプから吐出される作動液により発生する作動液圧により作動し、前記ブレーキ操作部材の操作力を倍力して出力する液圧倍力装置と、この液圧倍力装置を作動する作動液圧を制御する第1液圧制御手段と、前記液圧倍力装置の出力により作動してマスタシリンダ液圧を発生するマスタシリンダと、このマスタシリンダ液圧が供給されることによりブレーキ液圧を発生するブレーキシリンダと、ブレーキ液圧を制御する第2液圧制御手段と、前記第1および第2液圧制御手段を制御する制御装置とを備え、アンチスキッドブレーキ制御時に少なくとも前記第1液圧制御手段を制御することにより、アンチスキッドブレーキ制御を行うことを特徴とする液圧ブレーキシステムにおけるアンチスキッドブレーキ制御システム。

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