特許
J-GLOBAL ID:200903090462711179
血液バッグ管理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-164047
公開番号(公開出願番号):特開平6-343679
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【構成】 患者が持参したカード3上のバーコード2Aをバーコードリーダ4により読み取ると、制御手段9の制御によりプリンタ5が作動し、読み取られた患者に関する情報に対応したバーコード2Bが2枚のラベル6に印刷される。このうちの1枚を血液バッグ11に、他の1枚を保管容器8に貼着する。患者の血液を血液バッグ11内に採血した後、カード3上のバーコード2A、血液バッグ11上のバーコード2B及び保管容器8上のバーコード2Bをそれぞれ読み取り、これらの一致性を確認した上で血液バッグ11を保管容器8内に収納し、施錠する。保管容器8から血液バッグ11を取り出す際には、カード3上のバーコード2A及び保管容器8上のバーコード2Bを読み取り、その一致性が確認されると、電子ロック装置7が開錠し、血液バッグ11の取り出しが可能となる。【効果】 血液バッグの取り違えを容易かつ確実に防止することができる。
請求項(抜粋):
供血者に関する情報を担持する情報担体が付された識別用部材と、前記情報担体を読み取る読み取り装置と、前記情報担体をラベル上に形成するラベル製造機と、施錠機構を有し複数の血液バッグを収納し得る保管容器と、前記読み取り装置にて読み取られた情報に基づいて、前記ラベル製造機および前記施錠機構を制御する制御手段とを有する血液バッグ管理装置を用い、採血済の血液バッグを初めて前記保管容器に収納する際には、前記読み取り装置により、前記識別用部材に付された情報担体を読み取り、次いで、前記ラベル製造機により、前記読み取り装置で読み取られた情報と同一の情報を担持する情報担体が形成された複数のラベルを製造し、該ラベルを血液バッグおよび前記保管容器のそれぞれに貼着し、その後、採血済の前記血液バッグを前記保管容器内に収納して施錠する工程を実施し、採血済の血液バッグを2度目以降に前記保管容器に収納する際には、前記読み取り装置により、前記識別用部材に付された情報担体を読み取り、次いで、前記ラベル製造機により、前記読み取り装置で読み取られた情報と同一の情報を担持する情報担体が形成されたラベルを製造し、該ラベルを血液バッグに貼着するとともに、前記読み取り装置により、前記保管容器に貼着されたラベルの情報担体を読み取り、次いで、前記制御手段により、前記識別用部材に付された情報担体が担持する情報と前記保管容器に貼着されたラベルの情報担体が担持する情報とを比較し、これらが同一の供血者に関するものである場合には、前記保管容器の施錠を解除し、その後、採血済の前記血液バッグを前記保管容器内に収納して施錠する工程を実施し、前記保管容器から血液バッグを取り出す際には、前記読み取り装置により、前記識別用部材に付された情報担体および前記保管容器に貼着されたラベルの情報担体をそれぞれ読み取り、次いで、前記制御手段により、前記両情報担体が担持する情報を比較し、これらが同一の供血者に関するものである場合には、前記保管容器の施錠を解除し、その後、前記保管容器内の血液バッグを取り出す工程を実施することを特徴とする血液バッグ管理方法。
前のページに戻る