特許
J-GLOBAL ID:200903090464457210

変圧器巻線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167706
公開番号(公開出願番号):特開平8-031663
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、水平ダクト内の絶縁冷却媒体の流量分布を均一化し、巻線の最高温度を低減すると共に温度上昇分布を均一化するにある。【構成】本発明では、円板巻線、或いはヘリカル巻線1の軸方向に複数枚挿入される折流区の高さ方向中央付近に、入り口側垂直ダクト6にはみ出して巻線1の幅より狭い幅の分流板8を挿入し、分流板8の下方の水平ダクトへの冷却媒体流量を増加させ、分流板8の上方の水平ダクトへの冷却媒体流量を減少させる。これにより、冷却媒体の流量分布を均一化し、分流板の無い場合に生じていた最高温度上昇を低減すると共に、上方の巻線の冷却のし過ぎを防止し、巻線の温度分布を均一化できる。また、巻線内の圧力損失を低減でき、冷却媒体の循環流量を増加させることができる。
請求項(抜粋):
鉄心脚の周りに、絶縁筒を隔壁として円板状巻線あるいはヘリカル状巻線を水平スペーサにより一定の間隔を置いて軸方向に積層し、前記巻線と内外両側の絶縁筒の間に、軸方向の垂直スペーサを挿入して垂直ダクトを設けると共に、巻線全体の軸方向に、複数枚の折流板を内外交互に開口部を設けて挿入し複数の折流区を形成し、絶縁冷却媒体を軸方向にジグザグ状に流すようにした変圧器巻線において、前記各折流区高さ方向の中央付近の巻線間に、絶縁冷却媒体の入り口側垂直ダクトに巻線端からはみ出させると共に、半径方向の幅を前記巻線の半径方向の幅より狭くした分流板を挿入したことを特徴とする変圧器巻線。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭52-028618

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