特許
J-GLOBAL ID:200903090473270697

光記録再生装置及び信号演算方法及び光ピックアップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197032
公開番号(公開出願番号):特開平6-044587
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 対物レンズのシフトに伴う種々の機能障害を、簡便かつ信頼性の高い方法で防止する。【構成】 対物レンズのシフト量を検出するレンズシフト検出手段を備え、各エラー信号のオフセット変動をレンズシフト信号を用いて補正する信号演算方法、またはレンズシフト信号を監視して記録動作を中止する監視回路、またはレンズシフト信号に応じて光源の発光量を変化させる駆動電流制御回路等を設けた。【効果】 レンズシフト信号を使って、純電気的方法によりトラックエラー信号やフォーカスエラー信号のオフセットをキャンセルする事ができる。また、このレンズシフト信号を使って対物レンズ出射光量の変動を抑える事もできる。更に、対物レンズと磁気記録ヘッドとの位置ズレもレンズシフト信号で監視できるため、最悪時にも記録媒体に不正確な情報を書き込む恐れが無い。
請求項(抜粋):
(a)半導体レーザ等の光源と、(b)キャリッジ上に搭載され、前記光源とは別体で対物レンズを駆動するアクチュエータと、(c)前記対物レンズの前記キャリッジに対するトラッキング方向の変位(以下、シフトと称す)を、レンズシフト信号として検出するレンズシフト検出手段と、(d)前記光源からの光束を前記対物レンズで集光して形成されたスポットと記録媒体のトラック溝との位置誤差を、該トラック溝からの回折光の遠視野像の変化(以下、プッシュプル法と称す)によって、トラックエラー信号として検出するトラックエラー検出手段と、(e)前記スポットと前記記録媒体の焦点誤差を、フォーカスエラー信号として検出するフォーカスエラー検出手段と、を備え、(f)前記レンズシフト信号に応じて、前記トラックエラー信号,及び/または,フォーカスエラー信号のオフセットを変化させるよう構成した事を特徴とする光記録再生装置。

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