特許
J-GLOBAL ID:200903090481481931

BaTiO3単結晶の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289076
公開番号(公開出願番号):特開平5-097592
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 ホール支配で大きな光屈折効果を安定して示すBaTiO3単結晶を製造する。【構成】 二酸化チタンとバリウムの酸化物又は炭酸塩との混合物に、V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni及びCuからなる群から選択された1種又は2種以上の元素からなる遷移金属元素を、その総含有量で5ppm以上添加したものを出発原料とし、この混合物を1330°C以上に加熱して溶融させ、融液6を得る。次いで、酸素分圧が0.02気圧以下の低酸素分圧雰囲気中で融液6にBaTiO3の種結晶7を接触させた後に前記融液を徐冷して前記種結晶の表面上に単結晶を育成する。その後、育成後の単結晶を酸素分圧が0.1気圧以上の酸化性雰囲気中で600°C以上に加熱処理する。
請求項(抜粋):
二酸化チタンとバリウムの酸化物又は炭酸塩との混合物に、V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni及びCuからなる群から選択された1種又は2種以上の元素からなる遷移金属元素を、その総含有量で5ppm以上添加したものを出発原料とし、この混合物を1330°C以上に加熱して溶融させる溶融工程と、酸素分圧が0.02気圧以下の雰囲気中で、得られた融液にBaTiO3の種結晶を接触させた後に前記融液を徐冷して前記種結晶の表面上に単結晶を育成する育成工程と、育成後の単結晶を酸素分圧が0.1気圧以上の雰囲気中で600°C以上に加熱処理する熱処理工程とを有することを特徴とするBaTiO3単結晶の育成方法。
IPC (2件):
C30B 29/32 ,  G02B 1/02

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