特許
J-GLOBAL ID:200903090500446123

乳酸および乳酸エステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230428
公開番号(公開出願番号):特開平6-311886
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 微生物による乳酸発酵において、該発酵時の培地pH調整をアンモニアで行い、発酵終了後に該アンモニアを回収再利用により発酵に関するコストを低減し、副生成物の発酵量が少なく、簡単な装置による安価な乳酸エステルの製造方法を提供する。【構成】 微生物による乳酸発酵を含むプロセスにおいて、乳酸発酵時の培地のpH調整をアンモニアによって行い、該発酵により得られる乳酸アンモニウムの溶液、該乳酸アンモニウムの濃縮液およびそれらから発酵に用いた微生物を含む固形分を除去した液よりなる群から選ばれた少なくとも1種の液に炭素数が4または5であるアルコールを添加し、加熱することにより脱水および乳酸と該アルコールのエステル化反応を行わしめると同時にアンモニアを遊離、回収し、該エステル化反応によって得られる溶液に鉱酸を添加して酸性下に加熱、脱水を行い、該乳酸と該アルコールのエステル化を促進、完了させることを特徴とする乳酸エステルの製造方法による。
請求項(抜粋):
微生物による乳酸発酵を含むプロセスにおいて、(1)乳酸発酵時の培地のpH調整をアンモニアによって行い、(2)該発酵により得られる乳酸アンモニウムの溶液、該乳酸アンモニウムの濃縮液およびそれらから発酵に用いた微生物を含む固形分を除去した液よりなる群から選ばれた少なくとも1種の液に炭素数が4または5であるアルコールを添加し、加熱することにより脱水および乳酸と該アルコールのエステル化反応を行わしめると同時にアンモニアを遊離、回収し、(3)(2)のエステル化反応によって得られる溶液に鉱酸を添加して酸性下に加熱、脱水を行い、該乳酸と該アルコールのエステル化を促進、完了させることを特徴とする乳酸エステルの製造方法。
IPC (5件):
C12P 7/56 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/68 ,  C12P 7/62 ,  C12R 1:245

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