特許
J-GLOBAL ID:200903090514497839

命令及びデータのフェッチ制御方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081784
公開番号(公開出願番号):特開平8-305565
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【課題】 命令及びデータの改善されたフェッチ方法及びシステムを提供する。【解決手段】 コンピュータ処理ユニットがSTOUCH命令と称する新規のプリフェッチ命令を含み、プリフェッチ要求が開始された時点とプリフェッチされたデータが実際に必要とされる時点との間にある条件分岐に関するコンパイル時投機をエンコードすることができる。この投機を実行時ハードウェアへ明示することにより、無効な投機に基づくプリフェッチ・ラインを早期に破棄すると共に、有効な投機に基づくプリフェッチ・ラインをキャッシュに長く保持することが可能となり、キャッシュ性能を向上させる。
請求項(抜粋):
主メモリに記憶された命令のシーケンスが命令キャッシュへロードされそして該命令キャッシュから処理ユニットへ実行のために転送され、かつライン置換アルゴリズムが該命令キャッシュを上書きするために用いられるコンピュータ処理システムにおいて、該主メモリから該命令キャッシュへの命令のフェッチを制御する方法であって、前記命令キャッシュから前記処理ユニットへ転送される前記命令の1つがSTOUCH命令である場合に、該処理ユニットにより実行可能な命令であって該STOUCH命令により識別された1又は複数の命令を前記主メモリから該命令キャッシュの1又は複数のラインへフェッチするステップと、前記STOUCH命令に関連する1又は複数の投機を導出するステップと、前記1又は複数の投機の各々が有効と導出された場合に、前記STOUCH命令により識別された1又は複数の命令を含む前記命令キャッシュの1又は複数のラインが前記ライン置換アルゴリズムの通常のオペレーションにおけるよりも多いマシン・サイクルの間保持されるように該ライン置換アルゴリズムを修整するステップと、前記1又は複数の投機のいずれかが無効と導出された場合に、前記STOUCH命令により識別された1又は複数の命令を含む前記命令キャッシュの1又は複数のラインが前記ライン置換アルゴリズムの通常のオペレーションにおけるよりも少ないマシン・サイクルの間保持されるように該ライン置換アルゴリズムを修整するステップとを有するコンピュータ処理システムにおける命令フェッチの制御方法。
IPC (2件):
G06F 9/38 330 ,  G06F 9/38 310
FI (2件):
G06F 9/38 330 C ,  G06F 9/38 310 A

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