特許
J-GLOBAL ID:200903090518542332

可変容量形ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341065
公開番号(公開出願番号):特開平6-167281
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 可変容量形ポンプにおいてカムリングをロータに対し変位させる可変オリフィス部の構造を簡素化し、かつ動作上での信頼性を向上させる。【構成】 ボディ11内でロータ15との間にポンプ室を形成するカムリング17を移動変位可能に配置し、ポンプ室容積が最大となるように付勢する。カムリング、ボディ間の環状空間にシール手段21,47,48を介在させて第1、第2および第3の流体室43,44,45を設ける。各流体室に対し可変メータリングオリフィス40前、後の流体圧、ポンプ吸込側流体圧の導入経路を切換え制御する切換バルブ30を設ける。可変オリフィスを、ボディ内で移動変位可能に配置したカムリングの側面部に配置した側壁部であるプレート20に穿設されてポンプ吐出側と前記カムリング、ロータ間の環状隙間空間とを接続する孔部29とこの孔部開口端を開閉するカムリング側面部とで構成する。
請求項(抜粋):
ベーンを有しポンプボディ内に回転自在に配設されたロータと、このロータ外周部との間にポンプ室を形成するように嵌装されかつ前記ポンプボディ内で移動変位可能に配置されたカムリングと、このカムリングをロータ外周部との間でのポンプ室容積が最大となるように付勢する付勢手段と、前記ポンプ室から吐出される圧力流体の吐出側通路途中に設けられる可変メータリングオリフィスと、前記カムリング外周部でポンプボディとの間の環状隙間空間の所定箇所に介在させたシール手段によって分割形成され前記可変メータリングオリフィス前、後の流体圧、ポンプ吸込側の流体圧が選択的に導入されることにより前記カムリングを移動変位させる第1、第2および第3の流体室と、これら各流体室に対しての前記可変メータリングオリフィス前、後の流体圧、ポンプ吸込側流体圧の導入経路を切換え制御する切換バルブとを備えてなり、前記可変メータリングオリフィスを、前記カムリング側面部に配置される側壁部に穿設されてポンプ吐出側と前記カムリング、ロータ間の環状隙間空間とを接続する孔部とこの孔部の開口端を開閉制御するカムリング側面部とによって構成し、前記第1の流体室に、ポンプ吐出側で前記可変メータリングオリフィス上流側流体圧、ポンプ吸込側流体圧を選択的に導入し、前記第2の流体室に、ポンプ吸込側流体圧、前記可変メータリングオリフィス下流側流体圧を選択的に導入し、かつ前記第3の流体室に、前記可変メータリングオリフィス下流側流体圧を導入するように構成したことを特徴とする可変容量形ポンプ。
IPC (4件):
F04C 15/04 311 ,  B62D 5/07 ,  F04C 2/344 ,  F04C 2/344 331
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭53-130505
  • 特開昭59-137673
  • 特公昭63-016595
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-130505
  • 特開昭59-137673
  • 特公昭63-016595

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