特許
J-GLOBAL ID:200903090521582540

手動・自動切換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-093223
公開番号(公開出願番号):特開平9-257055
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、手動制御と自動制御を切換可能な制御機器において、手動制御動作と自動制御動作との切換えを行う手動・自動切換装置に関し、機構が単純で部品点数が少なく、組立時の微調整も不要で動作が確実に行え、簡略な構造で製造コストを下げられる手動・自動切換装置を提供することを目的とする。【解決手段】 切換本体が従動歯車5に伴ってスライドして手動制御と自動制御を切換えることにより、切換部の動作をシンプルにして部品点数の少ない簡略な構成にできることとなり、製造コストを下げることができ、さらに、構成が簡略な分、調整箇所も少なく組立の手間を省くことができる。
請求項(抜粋):
装置枠体に軸支され、所要長さのスプライン軸部が形成され、当該スプライン軸部に従動歯車を摺動自在に装着し、被制御部を駆動する出力軸と、前記従動歯車を自動制御動作時に回動させる駆動装置と、前記従動歯車を手動制御動作時に回動させるハンドルと、前記出力軸の従動歯車を切換レバーの操作によりスプライン軸部に沿って摺動させ、前記ハンドルにより出力軸を回動させる切換部とを備える手動・自動切換装置において、前記切換部が、前記出力軸に対し平行な向きにスライド自在に支持され、前記切換レバーの操作により従動歯車をスプライン軸部に沿って摺動させる切換本体と、当該切換本体に回動自在に軸支され、この軸支点を中心として二つの方向に支持片及び固定片を突出させる切換保持体と、この切換保持体の支持片を一端に係止され、切換保持体の軸支点から離反する方向に引張力を付勢する弾性体とを備え、前記切換部の切換レバーが操作されると、切換本体が従動歯車をスプライン軸部に沿って摺動させて手動制御状態とすると共に、切換保持体が弾性体の付勢によってその固定片を切換本体の戻りを妨げる位置まで回動させて切換本体及び従動歯車の位置を保持することを特徴とする手動・自動切換装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭43-006003
  • 特開昭51-081251

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