特許
J-GLOBAL ID:200903090521743667

建設機械の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152733
公開番号(公開出願番号):特開平5-321300
出願日: 1992年05月19日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】[目的] 油圧ショベルの従来技術の油圧回路では、アーム合流弁,旋回優先用ロジック弁に対し、それぞれ別個のパイロット回路を通じてパイロット二次圧を作用させるようにしていた。そのために上記パイロット回路が長くなり、かなりスペースを要してした。またパイロット二次圧を作用させるので、アーム合流また旋回優先の作動が不安定であった。本発明は、上記の問題点を解決する。[構成] 本発明の油圧回路では、旋回とアーム引きの同時操作時または単独アーム引き操作時に、パイロットポンプからのパイロット一次圧がアーム用パイロット切換弁のサイドパイロットラインを通じて、旋回優先ピストン付ロードチェック弁のピストン室またはアーム合流弁のパイロットポートに作用するように構成した。
請求項(抜粋):
建設機械に装備した各種油圧アクチュエータを制御する方向切換弁を2個のグループA及びBに分け、各々第1及び第2ポンプで駆動するようにし,第1ポンプからの圧油をアーム用と旋回用の各パイロット切換弁にパラレルに送油可能とし、またアームシリンダのボトム側油室に通じる回路内の圧力で切換作動するシーケンス弁をパイロット回路に設け、またアーム用及び旋回用パイロット切換弁にそれぞれサイドパイロットラインを設け、上記両パイロット切換弁の中立位置時にはそのそれぞれサイドパイロットラインがバイパス油路位置に切換わるようにし、旋回とアーム引きの同時操作時には旋回優先機能を、またアーム操作時にはアーム合流機能をそれぞれ発揮できるようにした油圧回路であって、アーム用パイロット切換弁の入力側ポートに通じるメイン圧作動回路に旋回優先ピストン付ロードチェック弁を配設し、旋回とアーム引きの同時操作を行うときにはパイロットポンプからのパイロット一次圧が、アーム用パイロット切換弁のサイドパイロットラインの切換位置を介して旋回優先ピストン付ロードチェツク弁のピストン室に作用するようにし、また単独アーム引き操作時にアームボトム側回路の圧力が所定の圧力に上昇したときシーケンス弁の切換作動により、上記パイロット一次圧がアーム用パイロット切換弁のサイドパイロットラインの切換位置を介してアーム合流弁のパイロットポートに作用するようにしたことを特徴とする建設機械の油圧回路。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-005928
  • 特開昭60-258336

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