特許
J-GLOBAL ID:200903090521915115

クレーンの可動範囲制限装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松澤 統 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-265436
公開番号(公開出願番号):特開平7-097185
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 作業機と障害物とが立体交差している状態でも、障害物に沿って範囲制限を行なえ、範囲制限による有効作業範囲の損失を必要最小限に抑え、かつ障害物との干渉を防止しクレーン操作の安全性に寄与することを目的とする。【構成】 ブーム長検出手段1と、ブーム角検出手段2は、旋回角検出手段3と、可動範囲記憶指令入力手段4とを有し、上記各手段からの各信号を受ける制御部5は、作業半径を演算し、指定した可動範囲を記憶する演算手段6、記憶手段7とにより、旋回と作業半径或いは、旋回とブーム起伏角下限或いは、旋回とブーム起伏角上限の少なくとも1つの組合せについて、旋回角に対して連続的な任意形状の可動範囲の設定と設定の解除を行なうと共に、該可動範囲に基づき、作業機14が可動限界へ接近しながら可動限界からの一定範囲内に入った場合に、第1警報を出力し、作業機14が可動限界に達したり、越えた場合には、第2警報を出力するか又は作業機の動作制限を出力する判定部8と警報出力部9とを備えて構成されている。
請求項(抜粋):
スライド及びジャッキ可能なアウトリガを前後左右に有する車両上に、旋回自在に取り付けた旋回体に起伏自在に伸縮式のブームを取り付けてなる移動式クレーンの可動範囲制限装置であって、伸縮ブームの長さを検出するブーム長検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出するブーム角検出手段と、上部旋回体の旋回角を検出する旋回角検出手段と、可動範囲を設定する可動範囲記憶指令入力手段とを有し、上記各手段からの各信号に基づき、作業半径を演算し、記憶した可動範囲を記憶する演算手段、記憶手段とにより、旋回と作業半径或いは、旋回とブーム起伏角下限或いは、旋回とブーム起伏角上限との少なくとも1つの組合せについて、旋回角に対して連続的な任意形状の可動範囲の設定と設定の解除を行なうと共に、該可動範囲に基づき、作業機が可動限界へ接近しながら可動限界からの一定範囲内に入った場合に、第1警報を出力し、作業機が可動限界に達したり、越えた場合には、第2警報を出力するか又は作業機の動作制限を出力する判定部と警報出力部とを備えた制御部とから構成されたことを特徴とするクレーンの可動範囲制限装置。
IPC (2件):
B66C 23/88 ,  B66C 23/90
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-150696
  • 特開平1-150696
  • 特開昭63-262392
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