特許
J-GLOBAL ID:200903090527892435

安定化された潤滑剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-023128
公開番号(公開出願番号):特開平8-231976
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】熱、酸素の有害な影響に対して安定化された潤滑剤組成物を提供する。【解決手段】トリグリセリドオイルもしくは不飽和がアルコール部分もしくは酸部分のいずれかに存在するオイル、および、有効安定剤量のN、N-ジ置換アミノメチル-1,2,4-トリアゾールもしくはN、N-ジ置換アミノメチルベンゾトリアゾール、および、高級アルキル置換されたドデシレンコハク酸アミドよりなる組成物。
請求項(抜粋):
(a)(i)炭素原子数10ないし22の直鎖脂肪酸およびグリセロールのエステルである天然のトリグリセリドオイル、かかるトリグリセリドはその不飽和度を示す少なくとも約9であり約133を超えないヨウ素価を有する、もしくは(ii)アルコール部分もしくは酸部分のいずれかまたは双方に不飽和が存在するエステルである天然もしくは合成オイル、(b)(i)有効安定化量の次式I【化1】〔式中、R1 およびR2 は各々独立して、水素原子、炭素原子数1ないし20のアルキル基、炭素原子数3ないし20のアルケニル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし13のアルアルキル基、炭素原子数6ないし10のアリール基、ヒドロキシル基を表すか、もしくはR1 およびR2 はそれらが結合する窒素原子と一緒になって、5-、6-もしくは7-員複素環残基を形成するか、もしくはR1 およびR2 は各々次式(II)R16X〔(アルキレン)O〕n (アルキレン)- (II)(式中、XはO、SもしくはNを表し、R16は水素原子もしくは炭素原子数1ないし20のアルキル基を表し、アルキレンは炭素原子数1ないし12のアルキレン基を表し、およびnは0もしくは1ないし6の整数を表す。)で表される残基を表し、もしくはR1 は以上の意味を表しかつR2 は次式III【化2】で表される残基を表すか、もしくはR2 は上記で定義した通りの式(III)の残基を表しかつR1 は次式(IV)-[アルキレン]n -N(R17)-A-[N(R17)2 ]m (IV)(式中、mは0もしくは1を表し、mが0を表す場合、Aは式(III)の残基を表し、mが1を表す場合、Aはアルキレンもしくは炭素原子数6ないし10のアリーレン基を表し、アルキレンおよびnは前記の意味を表し、およびR17は前に定義した式IIIの残基を表す。)で表される残基を表す。〕で表される金属奪活剤、または(ii)次式(V)【化3】(式中、R3 およびR4 は、各々互いに独立して、上記でR1 およびR2 として上記で定義された意味を表し、およびR5 は水素原子もしくは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表す)で表される金属奪活剤、および(c)有効安定化量の高級アルキル置換されたドデシレンコハク酸アミド、(d)有効安定化量のフェノール系抗酸化剤、および(e)有効安定化量の芳香族アミン系抗酸化剤よりなる熱および酸素の有害な影響に対して安定化された潤滑剤組成物。
IPC (14件):
C10M169/04 ,  C10M101:04 ,  C10M105:32 ,  C10M133:44 ,  C10M133:16 ,  C10M133:12 ,  C10M129:10 ,  C10N 20:00 ,  C10N 30:10 ,  C10N 40:00 ,  C10N 40:04 ,  C10N 40:08 ,  C10N 40:26 ,  C10N 40:36

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