特許
J-GLOBAL ID:200903090529940518

光ディスク装置のトラッキング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-138664
公開番号(公開出願番号):特開平9-320076
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 機械的な共振周波数が低く、ゲイン交差周波数を高く設定することが困難な場合でも、ディスク偏心に対するサーボゲインを十分に得ることができ、かつ、ゲイン余裕もあり安定なトラッキングサーボ系を実現する。【解決手段】 位相補償フィルタ22は、TESのサンプリングによるエリアジングを防ぐためのLPF51と、LPF51の出力をデジタルに変換するA/Dコンバータ52と、位相遅れ補償を行う位相遅れ補償フィルタ53と、位相進み補償を行う位相進み補償フィルタ54と、位相進み補償フィルタ54の出力をアナログに変換しTRDRV信号としてドライバに出力するD/Aコンバータ55とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
光ディスク上に照射したレーザ光の位置を前記光ディスクの半径方向に移動するためのトラッキングアクチュエータと、前記レーザ光と前記光ディスク上の情報トラックとの位置ずれを示すトラッキングエラー信号を検出するトラッキングエラー信号検出手段と、前記トラッキングエラー信号を入力とし、少なくとも位相遅れ補償フィルタと位相進み補償フィルタが直列に接続された位相補償手段と、前記位相補償手段の出力に従って前記トラッキングアクチュエータを電流駆動するドライバ手段とを含んで構成され、前記レーザ光の照射位置が前記情報トラックに追従するよう制御を行う光ディスク装置のトラッキング制御装置において、前記位相遅れ補償フィルタの特性を、カットオフ角周波数をω<SB>1 </SB>及びω<SB>2 </SB>、減衰係数をζ<SB>1 </SB>及びζ<SB>2 </SB>とすると、(s<SP>2 </SP>+2ζ<SB>1 </SB>ω<SB>1 </SB><HAN>・</HAN>s+ω<SB>1</SB><SP>2 </SP>)/(s<SP>2 </SP>+2ζ<SB>2 </SB>ω<SB>2 </SB><HAN>・</HAN>s+ω<SB>2</SB><SP>2 </SP>)の形式として、前記ω<SB>1 </SB>、ω<SB>2 </SB>、ζ<SB>2 </SB>を、前記光ディスクの回転周波数をfとしたとき、ω<SB>1</SB> > ω<SB>2</SB> 、ζ<SB>2</SB> < 1、f/2< ω<SB>2</SB> /(2π)< 2・fとしたことを特徴とする光ディスク装置のトラッキング制御装置。
IPC (2件):
G11B 7/09 ,  G05B 11/36 501
FI (2件):
G11B 7/09 C ,  G05B 11/36 501 E

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