特許
J-GLOBAL ID:200903090531917248

複数同時識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-255638
公開番号(公開出願番号):特開平9-072960
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 被識別物品群に対する識別作業を一括処理させることにより、迅速な識別処理を可能とする複数同時識別装置を提供する。【解決手段】 識別親機1は被識別物品群が感知エリア3に搬入されると質問電波を発信する。これを受けた被識別物品それぞれに付けられている子機2は個別に乱数を発生させ内蔵乱数表に対応した応答周波数、応答時間区間、又は周波数と時間区間の組み合わせを決定し、同一群内物品同士による混信を避けながら予め定められた応答期間内に一斉に応答する。この応答電波を受けた識別親機1は各応答周波数毎、各応答時間区間毎、又は周波数と時間区間の各組み合わせ毎に応答信号を検出・解読し、登録機へ転送する。混信があって解読不能信号が存在した場合には、リセットして再質問信号を発する。
請求項(抜粋):
下記の構成を具備する識別親機と1以上の被識別物品の個々に取り付けられる子機とからなることを特徴とする複数同時識別装置。識別親機の構成として(イ)子機の応答を起動させる質問信号を送出する質問送信器(ロ)質問送信器からの質問信号を電波として放射するアンテナ(ハ)子機からの応答電波を受波するアンテナ(ニ)前記アンテナで受波された信号を受け、予め定められた複数の周波数のそれぞれ毎に対応してその周波数の入力信号のみを選択的に受信検波する前記周波数と同数の受信検波器群(ホ)各受信検波器ごとにその出力をデコードし記憶するとともに、1つの受信検波器の出力中に複数の識別コードの混信が認められたときには、記憶されたデコード信号を消去し、質問送信器へ質問信号の再送を行わせる再送起動信号を送出するデコーダ子機の構成として(へ)識別親機からの質問信号電波を受波するアンテナ(ト)アンテナからの受波信号を検波する受信検波器(チ)受信検波器が検波信号を出力すると、前記予め定められた複数の周波数の各々に対応させて定められた符号のうちの1つを無作為に抽出し出力する乱数発生器(リ)乱数発生器から符号が出力されると、前記予め定められた複数の周波数のうちから前記符号に対応する送信周波数を選択する送信周波数選択器(ヌ)個々の子機に付与された識別符号(コード)を出力する識別符号器(ル)前記識別符号で変調され且つ選択された送信周波数の応答信号を送信する応答送信器(オ)応答送信器からの応答信号を電波として放射するアンテナ
IPC (4件):
G01S 13/78 ,  G07G 1/14 ,  H04B 5/02 ,  H04B 7/00
FI (4件):
G01S 13/78 ,  G07G 1/14 ,  H04B 5/02 ,  H04B 7/00

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