特許
J-GLOBAL ID:200903090542606821

リチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-059796
公開番号(公開出願番号):特開平9-259866
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 負極材料に吸蔵されたリチウムと銅製または銅合金製の基材との合金化を防止すること。【解決手段】 リチウム二次電池は、シート状正極2とシート状負極4とをセパレータ6を介して積層しスパイラル状に巻回して形成した電極群8を、負極缶10の内部に収装し、負極缶内部に非水電解液12を注液してから、負極缶の開口端部にガスケット14を介して正極板16を封止し組み立てたものである。この電池では、正極2と負極4との間で一方が放出したリチウムイオンを他方が吸蔵するという可逆反応によって充放電を行うようになっている。負極4は銅製または銅合金製の薄板状基材にニッケルメッキ層を施し、ニッケルメッキ層の上に負極材料塗布層24を形成したものである。これにより、負極では、薄板状基材と負極材料との間にニッケルメッキ層が介在するので、負極材料がリチウムイオンを吸蔵したときに前記基材との合金化を防止することができる。
請求項(抜粋):
正極(2)と負極(4)との間で一方が放出したリチウムイオンを他方が吸蔵するという可逆反応によって充放電を行うリチウム二次電池において、該負極(4)は、銅製または銅合金製の基材(20)にニッケルメッキ層(22)を施し、該ニッケルメッキ層(22)の上にリチウムイオンの吸蔵放出が可能な負極材料塗布層(24)を形成してなることを特徴とするリチウム二次電池。
IPC (3件):
H01M 4/02 ,  H01M 4/66 ,  H01M 10/40
FI (3件):
H01M 4/02 D ,  H01M 4/66 A ,  H01M 10/40 Z

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