特許
J-GLOBAL ID:200903090544077427

血栓摘出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-196896
公開番号(公開出願番号):特開平6-205784
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】静脈切開や他の外科的な方法によって血栓を外科的に除去することなく患者の心臓血管系から血栓堆積物を除去するための装置および方法を提供する。【構成】患者の中に、カテーテルを挿入する。カテーテルの末端を血栓堆積物の部分まで前進させる。血管管腔の中央部にカテーテルの末端を安定化させるためにバルーンが膨張させられる。柔軟な金属チューブが、無菌の塩を含む溶液の高圧な流れをカテーテルの末端の少なくとも一つの噴出口に運ぶ。少なくとも一つの噴流によって、少なくとも他の一つの噴流によって乳化される場所に血栓堆積物が運ばれる。カテーテルの大きい排出用管腔に噴流を向けることによって全圧力が誘起され、廃棄用のエマルジョンを前進させる。廃水の流量は塩を含む溶液の末端における流量と相当するように測定され、血栓堆積物が存在する部分での局所的な衝撃を最小限におさえる。
請求項(抜粋):
閉塞された生体のまたは合成の血管から血栓を除去するための血栓摘出装置において、a.柔軟な管状体であって、その長手方向に延在する第1の通路と第2の通路とを有し、前記第1の通路が第1の端部と第2の端部とを有し、前記第2の通路が開放された入力端と出口端とを有する柔軟な管状体と、b.高圧液体用の通路を有し、前記第1の通路と前記第2の端部とを通って延在する管手段であって、前記管手段が前記第2の通路の前記開放された入力端の前方にその一端部を位置し、前記管手段の前記一端部が、前記第2の通路の前記開放された入力端に向かって液体の第1の噴流を向けるべく配置された第1の噴出口を有する管手段と、c.前記管手段に接続され、前記液体の第1の噴流を前記第1の噴出口から流出せしめ、前記血管内の血栓を引き付け、そして除去するために前記管手段に高圧流体を供給する手段と、d.前記管状体に接続された制御測定手段であって、前記第2の通路から流出する液体と除去された血栓との流れを前記液体の噴流の流量と略同一の流量に制御するための制御測定手段と、e.前記管状体上に搭載されたバルーン手段であって、前記生体のまたは合成の血管と係合すべく膨張させられ、血栓物質を前記管状体の前記第2の端部の近傍のある領域に包含させ、そして局在化させるのを助けるためのバルーン手段と、f.前記管状体に接続された手段であって、前記第1の通路の前記第1の端部に加圧下の流体を供給し、前記流体を前記開口を経由して流さしめ、前記バルーン手段を膨張させるための手段と、を有することを特徴とする血栓摘出装置。
IPC (3件):
A61B 17/22 ,  A61B 17/00 320 ,  A61M 25/00 480
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-068035
  • 特開昭63-040541

前のページに戻る