特許
J-GLOBAL ID:200903090551785330

複式噴射晶析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-509284
公開番号(公開出願番号):特表平8-501982
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】噴射ノズル(13)を取り外し可能に受ける角度をつけて配置された対向するアーム(11)を有する結晶化混合チャンバ(10)を含む複式噴射晶析装置が開示される。チャンバの一端は、結晶化した生成物を放出する手段を備え、一方、他端は、チャンバ(10)内の結晶化容積を調整する手段を備える。角度付きアーム(11)は、チャンバの長手方向軸に対して指定された許容角度の範囲で配置される。一方の噴射ノズル(13)は、結晶化される化合物を受けチャン.バに送り出す手段を備え、他方の噴射ノズル(13)の一端には、化合物用の結晶化剤を受けチャンバ(10)に送り出す手段を備える。各噴射ノズル(13)の両端は、角度付きアーム(11)にそれを取り外し可能に固定する手段を有し、そのように固定された端部には、細長い穴を有するオリフィスを規定するノズル先端部分が形成されている。各噴射ノズル(13)の両端の中間に、チャンバ(10)の長手方向軸に対する噴射ノズル先端の距離をさらに調整する手段を備える。
請求項(抜粋):
(a)両端で開き、その両端の中間に対向する1対の管状アームを有し、前記アームがそれぞれ、前記アームのそれぞれの長手方向軸と前記チャンバの長手方向軸とのなす角度が約60 ゚ないし約80 ゚となるように角度をつけて配置され、前記アームそれぞれの開口端が、その中に噴射ノズルを取り外し可能に受ける手段を有する、管状の結晶化混合チャンバと、(b)前記チャンバの一端にあり、前記チャンバ内の結晶化容積を調整する手-段と、(c)前記チャンバの他端にあり、前記チャンバ内で形成された結晶化した生成物を放出する手段と、(d)前記アームに取外し可能に固定されるように適合された1対の噴射ノズルであって、前記アームに固定された前記噴射ノズルそれぞれの端部には、細長い穴を有するノズル先端のオリフィスを規定する噴射ノズル先端が形成され、前記オリファスの直径が、約0.16cm(1/16インチ)から約0.95cm(3/8インチ)であり、前記穴の長さが前記直径の約10倍よりも大きくなく、前記噴射ノズルのうちの一方の反対側の端が、結晶化される化合物を受け前記チャンバに送り出す手段を有し、他方の噴射ノズルの反対側の端が、前記化合物用の結晶化剤を受け前記チャンバに送り出す手段を有する、1対の噴射ノズルと、(e)前記噴射ノズルの両端の中間にあり、前記噴射ノズル先端と前記チャンバの長手方向軸との距離を調整する手段と を含む複式噴射晶析装置。

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