特許
J-GLOBAL ID:200903090557180340

高速溶接に適した溶接缶胴用極薄鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-254571
公開番号(公開出願番号):特開平7-109528
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】C,Si,Mn,P,S,Al,N,Crを特定した鋼片(スラブ)を、熱間圧延し、Ar3変態点以上の温度で仕上げ、680°C以下の温度で捲取り、酸洗し、冷間圧延し、590°C以上750°C以下に加熱し10秒以上均熱した後に冷却し、2%以上10%未満の圧下率で2次冷間圧延を施し、板厚が0.26mm以下、HR30-T硬さが62以上でかつ圧延方向の引張強さを44kgf/mm2以上としたことを特徴とする高速溶接に適した溶接缶胴用極薄鋼板の製造法。【効果】製缶業者における板取り方向の制約を完全に取り除き、かつラップ逃げが起こり難く、高速溶接に適した溶接缶胴用極薄鋼板を製造することができる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.0060%超〜0.0600%未満Si:0.06%以下Mn:0.05〜0.60%P:0.06%以下S:0.06%以下酸可溶Al:0.005〜0.100%N:0.0100%超〜0.0300%以下を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼片(スラブ)を、Ar3変態点未満に冷却し、1050°C以上のスラブ再加熱温度に加熱し、熱間圧延し、Ar3変態点以上の温度で仕上げ、680°C以下の温度で捲取り、酸洗し、冷間圧延し、590°C以上750°C以下に加熱し10秒以上均熱した後に冷却し、2%以上10%未満の圧下率で2次冷間圧延を施し、板厚が0.26mm以下、HR30-T 硬さが62以上でかつ圧延方向の引張強さを44kgf/mm2 以上としたことを特徴とする高速溶接に適した溶接缶胴用極薄鋼板の製造法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06

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